2014年バックナンバー
松山空港
ピーチ航空の画面を見ると、愛媛県の松山空港が「松山/愛媛」と出ます。
大阪、札幌、仙台、東京、福岡、長崎、鹿児島は表記されません。
なぜでしょう。
松山空港は、別のところにあるからのようです。
日本の空港を探してもありません。
実は、台湾の台北市内に「松山空港」があります。
厳密には「松山機場」ですが、通常「松山空港」と表記されます。
羽田空港と同じで、もともと国内線・国際線の空港だったのが、桃園空港(日本でいえば成田空港)ができてから国内線専用となり、のちに、国内線ののほか国際線も発着するようになったという経緯です。
現在は、国内線のほか、羽田空港、ソウルの金浦空港、あと、上海など中国からの航空機が発着します。
羽田空港から発着する松山空港は、関空や成田空港から発着する桃園空港よりずっと便利です。
桃園空港からタクシーに乗って台北市内に行くのは勇気がいりますが、松山空港なら、タクシーに乗っても、1000円はかかりません。
平成25年10月11日、愛媛県松山市の松山空港で、台北の松山空港行きチャーター便の運航記念式典が開かれました。
チャーター便は、中華航空(台湾)が運航し、機材はボーイング737-800型だったそうです。
現在、運行されているかどうかわかりません。
松山空港(愛媛)発の国際線定期便は、ソウルと上海だけのようです。