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2014年バックナンバー

チェルノブイリ原子力発電所跡地見学ツアー

ウクライナ共和国で「えらい」ことになっていますね。
 首都はキエフです。
 かつてオーストリア・ハンガリー帝国の一部だった西部と、ロシア語を話す南部および東部を統合したのですから「まとまる」と考える方が難しいかもしれません。

 旧ソビエト連合で、チェルノブイリ原子力事故があったのは、ロシアと考えられている方おられませんか。
 正しくは、ウクライナです。


 インターネットの検索をしていると、チェルノブイリ原子力発電所見学ツアーというのがありました。
 英語による解説付きですが、日本語による解説付きツアーも割高ですがあるそうです。

「大人子供共通
EUR 705

所要時間(送迎含む):11時間
開催曜日:毎日

08:00 現地集合またはお迎え 

10:00 ディテュアク、チェックポイント到着
チェルノブイリ着
10キロ圏内と避難区域境界を通過しながら、原子力発電所へと向かいます(毎時5~12マイクロシーベルトになりますので、長時間はいられません。 
100メートル離れたところから4号機の視察
10キロ圏内と避難区域境界を通過しながら、原子力発電所へと向かいます。(毎時5~12マイクロシーベルトになりますので、長時間は居られません。) 
ゴーストタウンと呼ばれるピリピャト市見学 
ホテル、学校、スーパーマーケット、車、プール、レッド=フォレストと呼ばれるところも見学。チェルノブイリ原発の1、4号炉の冷却水池にいる巨大なナマズにえさやり。
チェルノブイリ市内見学
- 聖エリア教会
- リバーポート
- 英雄の広場(公園) 

14:30 チェルノブイリインターフォーム機関内での昼食 
放棄された村、パルシブへ 
村に住む人々への訪問と挨拶。そこにまだ住み続ける人々から意見などを伺います 
ディテュアク、チェックポイントを通過 
身体に付着した放射能量を測定、検査。 

19:00 ツアー終了」

 となっています。
 705ユーロというと、ほぼ1人10万円ですね。

「参加制限 
? 放射線等のあらゆる影響を考慮し、妊娠中の方や幼児~10代のお子様、成長期にある若い男性女性の方はご参加いただけません。」

 大人子供共通705ユーロとなっていますが、実際は、子供の参加は無理なようです。

「参加前、参加時必要事項 
? 長袖の皮膚を露出しない洋服を準備ください。 
? 必ず旅程をすべてカバーする範囲で、海外旅行保険にご加入ください。 
? 本ツアーを申し込まれるお客様は、必ず催行会社の免責事項をお読みいただき、ご同意くださいますようお願いいたします。
? 個人使用のガイガーカウンター(放射線測定器)もご持参可能です。当地でも貸し出されます。 
? カメラやビデオは検問所チェックポイント以外では使用可能です。 
? 4号機の前は5~12ミリシーベルト、また、ところどころに600~1000マイクロシーベルトの非常に高い放射線量が点在するホットスポットと呼ばれる場所も点在しますので、ツアー中は必ずガイドの指示に従って行動されますようお願い申し上げます。」

 ちなみに「5~12ミリシーベルト」は「5~12マイクロシーベルト」の誤記のようです。


 本当に、参加者がいるのでしょうか。
 世界は広いというべきでしょうか。


 何でも、商売にする国があるのですね。
 日本で、福島第一原子力発電所ツアーなどをしようとすると、早ければ企画段階、遅くとも募集段階で間違いなくつぶれそうです。

 なお、日本では3年目の「3.11」が迫っています。
 一刻も早い、原子力発電所汚染問題の収束を願っています。

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