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2014年バックナンバー

H2Aロケット

H2Aロケット23号機が、平成26年28日午前3時37分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。衛星は約16分後、予定軌道に投入され打ち上げは成功しました。



 この衛星は、地球のほぼ全域で雨を高精度に観測する国際プロジェクト「全球降水観測(GPM)計画」の中心となる主衛星です。
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と米航空宇宙局(NASA)などが共同開発しました。

 日本が開発した高性能レーダーを搭載し、従来の衛星レーダーでは不可能だった弱い雨や雪も観測できるとのことで、平成26年9月をめどに運用を開始し、各国の副衛星と連携して降水の様子を3時間ごとに詳しく把握し、観測データは地球温暖化の研究、台風や豪雨の災害対策、天気予報などに役立てるということです。


 日本のロケットは、平和利用目的のロケットですから、どこかの国と違って「きな臭さ」がありません。
 液体燃料ですから、ミサイルには向きません。

 H2Aロケットは、17回連続の成功となり、成功率は95.6%に向上し信頼性を高めました。

 一時期は、ロケット打ち上げは、成功するか失敗するか「スリル」があったのですが、成功して当たりまえということになりました。

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