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2014年バックナンバー

オートロックのマンションの玄関扉

警視庁は、平成25年2月4日、オートロックのマンションの無施錠の部屋に侵入し、現金を盗んだとして、いずれも韓国籍の住所不詳、自称大学生の金東憲容疑者(37)と、弟の無職曹元兌容疑者(30)の2人を窃盗と住居侵入の疑いで逮捕したと発表しました。

 2人は、平成25年11月11日未明、東京都渋谷区内のマンションのオートロックの玄関ドアを誤作動させて建物に入り、鍵のかかっていなかった70歳代の男性の部屋に侵入し、室内からクレジットカードや現金約5500円などを盗み、カードを使って現金自動預け払い機(ATM)で11万円を引出した疑いだそうです。

 盗品は韓国に持ち帰って転売していたということで、容疑者2人が、平成25年9月以降、同様の手口で、渋谷区や品川区などで約40件、総額約1000万円の余罪があるとみて調べているそうです。

 金東憲容疑者と曹元兌容疑者は、永住権を持っている韓国人ではありません。
 いわば「出稼ぎ」の窃盗です。


 なお、容疑者は「玄関がオートロック式の高級マンションは(住人が油断して)無施錠の部屋が多い」と供述しているそうです。

 今回は、マンションのオートロックの玄関ドアを誤作動させるという手口でしたが、オートロックの玄関ドアなどは、他の人の後についていけば簡単には入れますから、ほとんど意味はありません。

 いったん入ってしまえば、マンションのことですから「隣は何をする人ぞ」状態で、誰も気にもとめません。

 単純な話で、オートロックの玄関ドアは防犯上意味をなさないということで、誰でも自由に出入りできるマンション、アパートと同じということですね。
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