2014年バックナンバー
左側通行・右側通行
世界には、日本と同じように車が左側通行の国と、逆に、車が右側通行の国とがあります。
日本のように濃い青は、ずっと左側通行、韓国・北朝鮮のように淡い赤は、もともと左側通行、現在右側通行(日本の植民地でした)、濃い赤は、ずっと右側通行、淡い赤は、もともと右側通行、現在左側通行を意味しています。
右側通行の国が圧倒的に多いですね。
イギリスは、日本と同じ左側通行です、といいますか、日本がイギリスにならったというのが正しいのかもしれません。ただ、アメリカ占領時代の沖縄は右側通行でした。
オーストラリアやニュージーランドは、もともとイギリス領で独立した国々ですから左側通行であることは理解できます。
インドやバングラデッシュやマレーシアは、もともとイギリスの植民地ですから左側通行であることは理解できます。
タイが左側通行の理由はわかりません。
タイは、緩衝地帯となったため西欧列強の植民地になっていませんが、周辺の国にあわせて右側通行でもよさそうなものです。
インドネシアの左側通行の理由は、タイよりもっとわかりません。
旧・宗主国のオランダは右側通行です。
イギリス、日本、オーストラリア、ニュージーランドは「島国」ですから(オーストラリアは「島」というより「大陸」ですが)、国境をこえて運転しているうちに、逆になったという心配はありません。
タイやインドネシア、特に、タイは危ないですね。
ちなみに、私は、日本のほか、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドでレンタカーを借りて運転したことがあります。
逆に、2年間住んでいたドイツで運転したことはありません。
走行中は、あまり問題ないのですが、左折の時、一瞬の勘違いが命取りになりかねないと思うからです。