本文へ移動

2014年バックナンバー

ウィンドウズXPを使い続ける理由

大阪信用金庫は、平成26年3月20日、平成26年4月9日でサポートが終了する「ウィンドウズXP」の使用状況を取引先中小企業にアンケートをとりました。

 平成26年3月20日時点で、ウィンドウズXPを使っている企業は46.0%で、うちサポート終了後も「このままXPを使う」と回答したのは53.5%だったそうです。


 本当かどうかはともかく、サポート終了後はウイルス感染などの危険性が高まるとされています。

 ウィンドウズXPを使用し続ける理由は「このままで不自由しない」が64.4%、「XPしか対応していないソフトを使っている」が19.3%、「買い替える資金がない」が13.3%と続いたそうです。


 「サポート終了によってどのような弊害があるのか分からない」「このままで不自由しない」(64.4%)は、インターネットに接続しているパソコンでさえなければ正しいです。
 サポート終了後はウイルス感染などの危険性が高まるという理由だからです。

 私の事務所にも、インターネットに接続していない、ウィンドウズ98SEという、一太郎Ver6専用機のパソコンがあります。


 「XPしか対応していないソフトを使っている」(19.3%)は、ある意味深刻です。

 法律事務所のソフトは、表計算、ワープロ、会計ソフトくらいですが、特殊な目的の業務用ソフトは結構高いですし、下手をすれば、ソフト開発会社が、倒産した、売行きが悪いなどの理由でバージョンアップをしないという場合もありそうです。

 この場合は、特殊な業務用ソフトがインストールされているパソコンは、インターネット接続をやめてしまえばいいのです。

 「買い替える資金がない」(13.3%)は、本当とすれば、深刻ですね。
 もっとも、本当に資金がないというより、ウィンドウズXPを使い続けるデメリットがわからず、問題がないのであれば、そんなものに金など出せるかというのが実情かも知れません。


 ちなみに、現在、マイクロソフトが提供する最新OSはウィンドウズ8ですが、私が業者は、「問題外です」とだけ言っていました。

 その手の話は結構聞きますから、それ以上追求しても無駄なので追求していません。

TOPへ戻る