2014年バックナンバー
オリンピック選手の航空機の座席
往路はエコノミークラスということになります。
JOCの五輪の渡航に関する規定では、往復とも原則はエコノミーで、メダル獲得が有力視される選手も例外ではないそうです。
なお、浅田真央選手(23)のように、スポンサー支援や競技団体の判断によってビジネスクラスで移動できる選手は一握りだそうです。
ロンドンオリンピックでは、往路でエコノミークラスだった「なでしこジャパン」が銀メダルを獲得し、復路はビジネスクラスに格上げされたということを記憶されている方もおられたのではないでしょうか。
JOC関係者によれば、「帰国便のビジネスクラスに空きが出るなど、場合によっては変更するケースもある」そうですが、帰国便は本数が限られるし、空きがない可能性が高いとのことです。
団体で銅メダルをとった男子ジャンプチームは、メダル獲得の「ごほうび」で復路は、ビジネスクラスで帰国したそうです。
葛西選手は「フラットシートでぐっすり眠れたし、食事も最高で快適に帰国できました」とインタビューに答えていました。
ちなみに、成田・フランクフルトの便はB777-300ERだそうで、ビジネスクラスの座席は、52席、あるいは、68席の2タイプあるようです。
エコノミー席を予約していても、4人あるいは5人程度なら、ビジネスクラスに空席がありそうですね。
仮に席が満席であったとしても、全日空ですから、銅メダルをとったジャンプ選手にビジネスクラスの席を譲ってくださいと募れば、4人あるいは5人程度なら応じてもらえそうです。
ビジネスクラスの席を譲った乗客は、差額のほかに、報奨金がもらえます。
私は、普段はエコノミーにのるのですが、たまたま、ルフトハンザのビジネスクラスの席を予約していて、オーバーブッキングでエコノミーに移ってほしいといわれて席を譲った際、ビジネスクラスの席とエコノミークラスの席の片道分の差額の払戻しのほか、600ユーロのクーポン券をもらった記憶があります。