2014年バックナンバー
韓国のタンカーの座礁
串本沖といっても、台風の進路と違い、串本沖すぐそこの海域です。
串本沖で座礁した、韓国船籍の2隻の船から重油の流出が続いていて、串本海上保安署が回収作業を続けています。
1万リットル以上の重油が流出したと見られていて、串本海上保安署は、海面に海水をまいて重油を分散処理したり、海岸に流れ着いた重油を布に吸着させて除去する作業を進めています。
2隻はともに韓国船籍で、船を移動させる業者探しが難航していて、撤去のめどは立っていないということです。
関西ローカルのテレビでしか放送していませんから、知らない方がおられるかも知れません。
平成25年12月29日、釜山太宗台の近海で、貨物船グラビティ・ハイウエイ号(バハマ籍)とケミカルタンカー・マリタイム・メイシー号(香港籍。韓国52人・ギリシャ6人・ブルガリア4人・イスラエル1人・ロシア1人)が衝突しました。
釜山沖22キロメートル付近で韓国の排他的経済水域(EEZ)での衝突です。
ケミカルタンカーには殺虫剤などの原料として使われる毒性物質が積載されていましたが海に流出することはなく、2隻の船は、前日夜に蔚山港を出港し、ハイウエイ号は試験運航中で、メイシー号は中国の寧波港へ行く予定でした。
化学物質満載の船ですから、大きな火事が起きました。
日本の海上保安庁の消防船が消止めました。
これなら、韓国のローカルニュースにすぎません。
船は漂流しました。
釜山から対馬の方に流されて、日本排他的経済水域(EEZ)まで漂流してきました。
韓国と日本の中間線よりも日本よりに動いたということです。
事故船舶所有会社のMSIシップマネージメント社は、日本の海上保安庁に避難港の要請をしました。
あつかましいですね。
ケミカルタンカーなど入港させては、その港は汚染されます。
当然、日本の海上保安庁は拒否しました。
日本の船ならどうにか方法を考えたのかもしれません。
もともと、韓国のEEZ内の衝突で、船籍はともかく、乗組員の構成からして実質的に韓国の船、積荷は韓国の会社の積荷ですから、韓国が始末をつけるのが当たり前の話です。
MSIシップマネージメント社は、あきらめて、本来受入れるべき韓国に、避難港要請を迅速に受入れるよう訴えていますが、韓国も入稿を許さず、化学物質が垂流しの状態です。
これも、一部メディアにより報道されたにすぎません。
知っておられましたか。
知らない方が多いと思います。
韓国の船が、たてつづけに、日本の領海、EEZ内の海域を汚染しているのですが、なぜか、日本のマスコミは大々的に報道しません。
逆に、韓国が、福島第一原子力発電所からの放射性物質の海への流出に文句をつけているというニュースは放送されています。
少し「偏向」していると考えるのは、私だけでしょうか。