2014年バックナンバー
やしきたかじん氏の死亡
64歳の若さでした。
やしきたかじんさんは、平成24年に食道がんの治療を受け、平成25年3月に仕事に復帰したものの、平成25年5月から再び休養していました。
惜しい人をなくしました。
心よりお悔やみ申し上げます。
レギュラー番組は次々に高視聴率を記録しましたが、東京には本格進出せず、関西を中心に活動していて、「関西の視聴率男」と呼ばれていました。
いろいろイメージはあるとは思いますが、昭和61年にヒットした「やっぱ好きやねん」を思い出されるかたが多いと思います。
もっとも、歌詞は、東京の作詞家が書いていて、本来の大阪弁とは異なります。
また「たかじんのそこまで言って委員会」「たかじん胸いっぱい」「たかじんNOマネー」などの冠番組の司会者として、歯に衣着せぬ鋭い口調で、人気を集めました。
今でこそ珍しくはありませんが、その昔からタブーとされて、マスコミでは放送されていないテーマを積極的に取上げていました。
もっとも、放送は、関西ローカルというよりは、むしろ、首都圏のみを「はずす」という形でなされていました。
関西テレビは「たかじん胸いっぱい」の平成26年1月11日の放送は追悼の内容に変更する予定で、テレビ大阪の「たかじんNOマネー」も平成26年1月11日の放送も追悼の内容に変更する方向で調整に入っています。
読売テレビの「たかじんのそこまで言って委員会」の次回の収録は平成26年1月10日で、追悼の内容に変更を検討しているそうです。
各局とも番組名の「たかじん」は当面使い続ける予定だそうです。
私生活でも豪放な人だったそうです。
新地での「豪遊」の「武勇伝」は、知合いの弁護士さんも、知っておられる方がおられます。
平成15年4月25日、大阪地方裁判所は、大阪弁護士会のY中靖司弁護士(当時。一部イニシャル)を業務上横領容疑で大阪地方検察庁に告発し、大阪弁護士会には懲戒請求しました。
2件の個人破産手続きで預かった約950万円を、管財人名義の銀行預金口座に入金したと大阪地方裁判所に報告していましたが、口座に金は振り込まれておらず、着服の疑いがもたれているというものです。
現在、Y中弁護士の弁護士登録はありません。
Y中弁護士が、弁護士会から、除名や退会命令などの処分があったという記録もありません。
Y中「元」弁護士が2000万円の業務上横領で、大阪地方裁判所で、懲役3年の求刑というページがありました。
当時、Y中弁護士について、弁護士間で「やしきたかじんさんらと新地を飲み歩いている」「実家が大金持ちならいざ知らず、弁護士が、そんなことをしてたら金がもつはずがない」という噂が流れていました。
あくまでも噂を聞いたというだけです。念のため。
昔から弁護士の横領事件はありましたが、特異な背景があったものです。
今のような「経営難」による「横領」は、ほとんどなかったでしょう。
また、今なら「またか」ですが、当時は「え!」という反応でした。