よもやま話 バックナンバー1/2
衣替え
衣替えのシーズンですね
日本では、学生や企業の制服の変更が、毎年6月1日(から30日間)と10月1日(から30日間)に行われます。
といいますが、日本の旧植民地を除けば、日本独自の風習のようです。
確かに、ヨーロッパ諸国では、学生・生徒は、制服(ユニフォーム)は着ないですね。
また、銀行なども、制服(ユニフォーム)ではなく、私服ということがほとんどでしょう。
ただ、軍隊、警察官、消防署員などの公務員、民間でも警備員など、また、国営民営を問わず鉄道員などは、業務上の観点から制服の着用がなされています。
ちなみに、裁判官は、法廷(ラウンドテーブルを除く)では黒い法服を着ます。
シルク100%ですが、夏は、結構暑くなります。
書記官の法服は合繊で、丈は短くなっています。
なお、黒の法服は世界統一ではありません。ドイツは赤に近い色です。
戦前は、検察官も、法廷では法服を着ていました。
弁護士はスーツ(戦前は着物を着る人がいたそうです)ですね。
ただ、「エコ」の関係で法廷の冷房はかなり弱くしています。
ですから、この季節から「スーツの着用は不要です」との張紙がはられます。
ネクタイもしない「猛者」もいます。
女性の弁護士さんは、スーツを着る必要はないし、ネクタイも要りませんから、楽といえば楽です。