よもやま話 バックナンバー1/2
旅費日当
ビジネスホテルの競争が激しくなっているようです。
その昔は、同一チェーンのホテルに何泊かすればポイントを与えて、ポイントにより、宿泊費を引いたり、現金を渡したり(キャッシュバック)していました。
今、QUOカード付プランというのが流行のようです。
まず、出張の機会が減っているため、ポイントがたまらなくなっているようです。
QUOカードは一種の金券で、1泊でもすればもらえます。
また、最近は、QUOカードの金額が高くなっているそうです。1000円や2000円はあたり前、5000円分のカード付きプランを提供するホテルもあるそうです。
QUOカードなど渡さず、その分「値引き」したらというのが普通の考えですね。
しかし、QUOカード付プランは、出張族の「ささやかな楽しみ」「ささやかな役得」という意味合いだそうです。
QUOカード付プランは、領収書には「宿泊費」として一括表記されるそうです。それを、会社の総務に提出すれば、領収証の額面がもらえるという仕組みです。
宿泊費の予算内で、QUOカード付きプランを探して泊まれば、QUOカードが、ビジネスパーソン個人の懐にはいるという「寸法」です。
そういえば、キャッシュバックを売物にするチェーンホテルも、同じ発想だったようです。何泊かすれば、1泊「ただ」にするのでは、1泊分の領収証はもらえません。
キャッシュバックをすれば、ビジネスパーソン個人の懐にはいるという仕組みだったのです。
民間会社勤務の経験のない私にとっては、「ピン」ときませんでした。
民間会社は、概算払いではなく、領収証による清算をするところが多いのですね。
おみやげ代に充てるのでしょうか。