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よもやま話 バックナンバー1/2

異字体

日本語の漢字には「異字体」がつきものです。
 「はしご」「高」とか、「大」のかわりに「立」つを書く「崎」とか、きりがありません。

 漢字の字体にこだわる人が、多かったですね。
 現在でも結構います。

 もちろん、こだわらない人がいます。
 私の名前のうち「西」は戸籍上は異字体です。「価」から「にんべん」を除いた字が戸籍上の字です。
 昔の大阪弁護士会の会員名簿には、「西」の字がつく弁護士さんが、字体にこだわり、特注の活字で名前が記載されていました。たった1人でしたけれど・・

 ただ、JIS第二水準(今でもそうなんでしょうね)に入っていない漢字は、コンピュータで扱うと「文字化け」したり「 」(空白)になったりします。


 弁護士もホームページをもつようになってきました。
 ホームページをつくる以上、検索エンジンにヒットするようにしないと意味がありません。

 「広」と「廣」、「沢」と「澤」などの旧字体・新字体の関係漢字なら、問題はないようです。
 
 しかし、「異字体」は、検索されないことがあるかもしれません。
「はしご」「高」とか、「大」のかわりに「立」つを書く「崎」などは、いっそのこと、ホームページをつくる際に、ホームページ上の「便宜」として、ホームページに限り、「高」「崎」の漢字を使う方が賢明に思います。

 また、「冨山」さんなども、ホームページの検索を考えて、どこかに、「富山」記載した方がいいでしょう。
 例えば、「富山」と打ち間違えられることがありますが「冨山」ですと記載すれば、検索エンジンは、検索する人が、間違えて「富山」で検索しても、「ひらってくれる」可能性があります。

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