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よもやま話 バックナンバー1/2

紙くずになった

日本航空が平成22年1月19日、東京地方裁判所に会社更生法の適用を申請し、受理されました。
 企業再生支援機構も同日支援の正式決定を発表し、JALは支援機構をスポンサーとして再建を図ることとなりました。

 100%の減資となる見込みですから、JALの株式が「紙くず」となると報道されていくした。

 平成22年2月20日付けで上場廃止されます。平成22年1月22日には1円まで下がりました。
 東京証券取引所の株式売買システムは、0円の注文を受付けません。株式市場は株式の売買を行う場で、値が付いたものしか取引しないからです。

 ところで、株券電子化の実施が、平成21年1月5日より実施されています。
 「社債、株式等の振替に関する法律により、上場会社の株式等に係る株券をすべて廃止し、株券の存在を前提として行われてきた株主権の管理を、証券保管振替機構(「ほふり」)及び証券会社等の金融機関に開設された口座において電子的に行うこととするものです。
 つまり、上場された会社の株式は「紙」ではありません。
 ただ、比喩的表現で、「紙くず」に「なるはずがない」と揚げ足を取っても仕方ありません。

 そういえば、いつまでも「レコード大賞」ってやってますね。
 いまは、CDやダウンロードで、「レコード」は店で買おうとしても無理です。
 レコードを聴いているのは、少数のマニアにすぎないでしょう。

 ただ、以下に電子化となっても、紙の重要性は薄れませんね。
 私が廃業するまで、裁判所の記録が電子化されることはないでしょう。

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