本文へ移動

よもやま話 バックナンバー1/2

ルミナリエ

神戸「ルミナリエ」が開始されました。

 阪神大震災の犠牲者の鎮魂と、被災地の復興を願うイベントです。
 ただ、「鎮魂」ですから、犠牲者はかえってきません。

 さあ、被災地の復興はどうでしょう。

 私は、阪神大震災の後に西宮に転居してきました。
 何か、神戸地方裁判所の法廷に行くときに、丸一日がかりだったことが夢のように復興しているように見えます。

 西宮市は阪神・淡路大震災により、大きなダメージを受けました。
 国民健康保険料の高さは、近畿の別の自治体から引っ越してきた者にとって「驚愕」ものでした。
 目に見えないところでも、市長・議員などの特別職の報酬や職員の給料の減額、職員数の減員をしています。また、また特別職・職員のその他の手当ても見直しが行われています。
 それ以外にも外郭団体、支所・サービスセンターの見直しのほか、地域情報誌、保育サービス、敬老事業、民間委託などについても見直しが行われています。

しかし、関東の同程度の中核市をも上回る好調な人口増加、全国ベスト10に入る平均市民所得、甲子園・西宮えびす神社などの集客施設、昨今の景気回復などにより財政状況は回復に向かっています。
 人口も、神戸、姫路についで、尼崎を抜いて県内3位になっています。新築マンション、住宅もよくみます。

 ちなみに、同じように、阪神・淡路大震災により神戸市、尼崎市、芦屋市も同じく深刻な被害を受け、財政は悪化しました。

 ひどいのは、神戸市と芦屋市です。
 神戸市などは、神戸空港をつくるなどしたため、沖合に関西空港があり「りんくうタウン」などに巨額の投資をした泉佐野市についで、有名な地方公共団体としては、第三の「夕張市」になるのではないかともいわれています。

 ここが踏ん張りどころでしょう。
 地場主力産業が「タオル」の泉佐野市などは、踏ん張りようがないですが・・
 神戸には余力があるかもしれません。
TOPへ戻る