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よもやま話 バックナンバー1/2

情報格差

「情報格差」という言葉をご存じでしょうか。

 もちろん、新聞や本などのメディアと接する機会、時間などもあるのですが、今、問題になっているのは、インターネットの利用格差です。
 もちろん、世界規模もありますが、問題を複雑にしますから、日本だけで考えてみましょう。

 各種統計にでいてますし、また、常識的に考えて、高齢になるにつれインターネット利用率が低くなりますし、低所得となるほど、インターネット利用率が低くなります。

 総務省が、平成21年4月7日、公表した「通信利用動向調査」によりますと、日本のインターネット利用者数が初めて9000万人を超えたこと、人口普及率が75.3%と国民の4人に3人が利用するようになったことなどがポイントである。しかし、インターネットの普及が全国的に進んでいるにもかかわらず、個人間の情報格差が逆に広がっている面もあります。

 まず、高齢者です。
 お金はある人が多いでしょう。しかし歳をとった人には、コンピュータ・アレルギーは根強いものがあります。
 ホームページによれば、字の小さいページもあります。
 私のホームページは「おかしくない程度」に大きく、また、行間をとっているという配慮をしています。
 ただでさえ、簡単ではない内容(簡単なコラムも多いですが・・)なので、読んでもらえなかったら意味ありません。


 次に、低所得者です。
 携帯電話をもっていない依頼者はまれです。
 例え破産の申立でも、たいてい携帯電話は持っています。固定電話は、だんだん少なくなっています。

 ただ、インター熱とをするにはプロバイダ料がかかります。
 家計収支表に、プロバイダ料金が含まれている依頼者は、破産の場合、圧倒的に少数です。新聞代も、結構ない人がいます。

 ですから、テレビ広告、地下鉄広告で、多重債務者を勧誘するのでしょうね。
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