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よもやま話 バックナンバー1/2

きり番

 「きり番」という言葉をご存じでしょうか。

 10番、100番、10年、100年など、きりのいい番号をいいます。
 コンピュータの好きな方なら、32、64、128、256、512、1024番も「きり番」です。


 私のことでいえば、法曹30周年、弁護士歴20年、つまり裁判官歴10年の倍に達しました。
 早いものですね。
 そういえば、平城京遷都1300年とか、スケールの違う「きり番」もあります。

 イチローの大リーグ2000本安打なども「きり番」です。
 テーマパークの入場者数10000人目の客に、特別にセレモニーをすることがありますね。

 弁護士でも、平成○年(ワ)第1000号とか、平成○年(フ)第10000号をとるとかすると喜ぶ人がいます。
 私のホームページにはカウンターはついていませんが、「きり番」を踏もうと、リロードをしたり、コンピュータをかえて、別のIPアドレスでアクセスする人もいるようです。


 ちなみに、弁護士には、全員登録番号が割振られているのですが(私は21858です)、とうとう4万番を突破しました。
 私の修習期32期も、ある意味「きり番」なのですが、来年には64期修習生が登場します。
 法曹人口大増員のあおりを食って(ただ、大増員になったから弁護士になれたという側面は否定できません)、就職先がなく、即時独立する弁護士さんも多くなると思います。
 司法修習生のとしての供与も出なくなります。

 同じ2の累乗期でも、逃切り期(?)の32期と「えらい」違いです。

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