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よもやま話 バックナンバー1/2

クールビズ

官公庁は、地球温暖化防止運動の一環で夏季の軽装とする「クールビズ」という運動を続けています。

 裁判所も官公庁ですから、やはり、6月1日から「クールビズ」を実施しています。
 基本的には、裁判官室や書記官室などのエアコンを温度を28度に設定しています。
 また、法廷や調停室・調停室・弁論準備室ですが、28度ではなく、もう少し低い温度に設定されているようです。
 梅雨入りし、じめじめしていますから、もう少し考えてくれても良さそうですが・・

 なお、裁判官や書記官、事務官は、ノーネクタイが原則です。28度ですからね。

 法廷や調停室・調停室・弁論準備室も、26度か27度に設定されているのでしょう。
 裁判官や書記官はノーネクタイですが、礼儀正しい弁護士はスーツ姿で入ります。私は、半袖ですが、最小限度ネクタイは締めます。

 ちなみに、当事務所のエアコンは、地球温暖化防止運動の一環よりも、事務能率を優先して26度に設定しています。
 私は、25度に設定したいところですが、事務員が26度にこだわります。借物の部屋ですから、据付けのエアコンが設置されていてエアコンの移転は不可、事務員のいるスペースは冷房が効きすぎ、私のいるスペースは冷房が効きにくいという最悪の造りとなっています。


 「クールビズ」でわかったことがあります。
 通常、裁判官は法廷では法服を着ています。弁論準備、和解室ではスーツとネクタイ姿です。
 制服というものは、人に威厳を与えます。

 裁判官も、法服姿というイメージがありますから、スーツネクタイ姿のときも、そのイメージが残っています。
 ただ、あまり馴染みのない裁判官が、弁論準備室や和解室のでノーネクタイで、一番上のボタンを開けていると「ただの『おじさん』」「ただの『若者』」になってしまいますね。
 「制服は人を格好良く見せ」るものです。

 ちなみに、女性裁判官は、やはり女性、弁論準備室や和解室でも、法服は着ないもののちゃんと「きめて」います。

 ちなみに、パイロットは、パイロットの服装をしているから格好良く見えるので、滞在先のホテルで、ラフな格好をして、CA(キャビンアテンダント。スチュワーデス)に、声をかけると、「何、このおじさん?」といわれることもあるようです。元CAの漫画家の漫画にありましたね。

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