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よもやま話 バックナンバー1/2

札幌で開催されていた、平成21年の第60回「雪まつり」にいってきました。
 滞在時間2日弱という強行軍でした。
 伊丹から千歳まで2時間かかりました。ちなみに、関空からソウルまでは1時間強程度です。
 確かに、大阪から見ると、ソウルより札幌の方がずいぶん遠いんですね。

 私は、和歌山市で生まれ育ちました。
 南国のイメージのある和歌山でも、雪(みぞれ状のものを含みます)は結構降ります。ただ、ほとんど積もりません。

 私の幼稚園、小学校時代は、雪が降り積もると、午前中、場合によっては全日授業はありませんでした。
 雪だるまをつくったり、雪合戦などの雪遊びをするためです。
 雪合戦のときに、雪の中に石を入れる生徒がいて、午後廊下に立たされていました。標的は、日頃から「いじめられている」気の弱そうな生徒でした。当時から「いじめ」はあったんですね。

 もちろん、和歌山市で、雪だるまをつくれたり、雪合戦ができる程度に雪が積もるというのは、かなり希です。そうでなければ、お祭り騒ぎをするはずがありません。
 冬の和歌山は降水量が少なく、青い空が広がっている天気が多いです。
 また、日中雪が降ったのでは、積もる前に溶けてしまいます。

 ということは、氷点下の温度になること、雪が夜間に降ること、降雪量が半端ではなく多量なことなどの条件を満たした場合に限られます。
 1年に1回はありません。
 幼稚園時代は1回、小学校時代は3、4回あった記憶があります。

 ということで、私は、雪が積もるのを見ると、「うきうき」してしまうのですが、積雪地方は大変でしょうね。
 雪かきもありますし、歩くのにも神経を使います。


 ちなみに、和歌山出身の人間は、大抵、日本中、どこに行っても気候に不満を漏らします。
 夏暑すぎるとか、冬寒すぎるとか、昼の短い冬に太陽が出る日が少なすぎるとか・・
 ある意味、和歌山は、気候にもっとも恵まれている県の一つかも知れません。
 
 ちなみに、大学に行くようになり、びっくりしたことがあります。
 東京では、雪が昼の暑さ耐えて、翌日まで残っていることがあります。大阪や和歌山では考えにくいことです。たいてい、昼のあいだに跡形もなく解けてしまいます。
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