司法 バックナンバー 2/3
続裁判官の報酬
「弁護士任官を考える」 というページがあります。
一番下の方、13頁に、弁護士が裁判官になったらこれだけもらえますよという表があります。
区分 報酬 地域手当 6月期末手当 12月期末手当
判事1号 1,211,000円 169,540円 3,135,036円 3,428,946円
年収23,130,462円
判事2号 1,066,000円 149,240円 2,759,660円 3,018,379円
年収20,360,919円
判事3号 994,000円 139,160円 2,573,267円 2,814,511円
年収18,985,698円
判事4号 843,000円 118,020円 2,182,358円 2,386,954円
年収16,101,552円
(注)
1 地域手当の月額は, 14パーセントとした(東京都23区内)。
2 平成19年4月1日現在の裁判官の報酬等に関する法律に基づいて作成した。
裁判官も、判事になると、行政職国家公務員「指定職」並みの報酬になりますが、期末手当が「一般職」並みに多いようです。
判事2号報酬で東京23区で勤務している人は、2036万0919円です。
給与所得者の税法上の経費は、給与収入×5%+170万円ですから、自営業者に例えれば、1764万2843円になります。
また、高等裁判所長官にならない限り、約2300万円で頭打ち。
なお、退職金・年金は、自分のかけている長期共済ですから、退職金・年金が高額ということは、長期共済も高額、健康保険にあたる短期共済も高額です。
「高いと見るか」「安いと見るか」の話ですが、実情を知っている人が見ると、意外に「安い」ですね。
もちろん、身分・収入安定はしていますし、65歳まで働けるのですが・・