司法 バックナンバー 2/3
東京地方裁判所八王子支部立川に移転
最高裁判所のホームページの 「東京地方・家庭裁判所八王子支部等の移転のお知らせ」
私は、司法修習を東京でしました。
弁護修習でお世話になった先生の事務所は、東京中央区銀座1丁目にあったのですが、八王子支部の事件もありました。
八王子支部は、事務所のある銀座1丁目から行っても、下宿していた本郷から行っても、駅から駅まで1時間強、八王子駅から結構遠いし・・。
おまけに中央線は、ダイアがめちゃくちゃ
正直いって、1番行きたくない裁判所の一つでした。
大阪の弁護士会会員が八王子支部に行くには、東京の弁護士さんが、大阪地方裁判所ではなく、和歌山地方裁判所に来るのと同様の覚悟が要ります。
和歌山地方裁判所なら、すぐそばの関空を使えば、かなり時間を短縮できますが、八王子近辺に民間の空港はありません。
まあ、立川にかわって便利になるのではないでしょうか。
弁護士さんの大移動も激しいでしょうね。
普通、法律事務所は、地方裁判所(家庭裁判所が併設されている小さい裁判所もあります)の近辺にあります。
基本的に地方裁判所民事訴訟や破産が主体の事務所が多く、結構、地方裁判所に、弁護士が出頭したり、事務員が毎日のように裁判所に届けたり、受取ったりしなければならないことが多いからです。弁護士会も、基本的に、地方裁判所のそばにあります。
例外は、東京でしょうか。
裁判所は官庁街のど真ん中、民間のビルはありません。
まあ、八王子のビルは閑古鳥がなき、立川のビルは特需で儲けるでしょう。
後、引越し業者、内装業者、OA機器メーカなども・・
もっとも、八王子に事務所のある弁護士さんは、たった77名、和歌山弁護士会の和歌山市に事務所のある87名より少なく、大阪弁護士会の大阪市内に事務所がある3253人の比ではありません。
大阪も、検察庁が、北区西天満から福島区に移転した時に、裁判所も移転するのではとの噂が飛交ったものです。
幸い杞憂に終わりましたが・・