旅・交通 バックナンバー2/2
ガラ・ディナー
「ガラ・ディナー」(Gala Dinner)という言葉をご存じでしょうか。
ガラディナー(Gala Dinner)とは、クリスマスイブや大晦日など特別な日に提供される特別なディナーのことで、クリスマスイブや大晦日などのホテル宿泊にはガラ・ディナーがセットになっていて、特別高い料金になっている場合があります。
特に、プーケットやペナンなどの東南アジアのビーチリゾートの、ある程度レベル以上のホテルは、12月24日と、31日は、宿泊料金が突出しています。
これを、単なる宿泊料金とするのか、サーチャージ(Surcharge=追加料金)とするのか、ガラ・ディナーとセットにして高額の宿泊料金にするのか、いろいろ方法があるようです。
インターネットでホテルの検索(英文)をしていると、あるリゾートホテルが「Conpuisory Gala Dinner」という言葉を使用していました。
「Conpuisory」という言葉を見て、英和辞典を見ましたが、やはり「強制の」です。
何か、手足を縛られ、口の中に無理矢理食べ物や飲み物を入れられるシーンを想像してしまいました。
「You can take a horse to water, but you can't make him drink.」(馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を飲ませることはできない=どうにかしてあげたいという人がいても、本人の意思がそれを望まなければどうしようもないこと)という、英語のことわざがありますが、馬に飲ませられないなら、人様に食べさせたり飲ませたりできませんよね。
「強制晩餐」は、通常ビュッフェ形式、ショーなどがついているそうです。
パスするのは自由ですが、料金は「しっかり」とられます。