旅・交通 バックナンバー2/2
ホテルはなぜ繁閑期に倍の料金を取らないか
大阪から札幌への2泊3日の航空券とホテルだけがついたフリー・ツアーは年中販売されています。
雪祭りの期間と、その前後の期間では、軽く2倍の料金差があります。
雪祭りの期間と、その前後の期間では、軽く2倍の料金差があります。
かえって、フリー・ツアー参加よりは、航空券のウェブ・サイトによる先行予約による購入と、やはり、ウェブサイトによるホテルの手配をした方が「お得」な計算になることがあります。
航空券は、国土交通省の認可運賃ですから、繁忙期・閑散期で、大きな差を付けるわけにはいきません。
しかし、ホテルは、2倍とろうが、3倍とろうが、別に法的に問題があるわけでもありませんし、需要供給を考えれば不自然ではありません。
私が想像するに、資本が、直接投資なのかフランチャイズなのかは知りませんが、ホテルは、通常、全国にチェーン店化しています。
あるチェーン店の「○○ホテル札幌支店」で、本来の2倍以上の料金を取られたと思えば、今度、例えば福岡に出張の時、「○○ホテル」は使わないでしょうね。
人の足許をみるようなホテルチェーンは、願い下げとなります。いくらでも、同程度同一料金の他のチェーンのホテルはあります。
チェーン店であるホテルは、若干上乗せしても、特定シーズンだけの「利益極大」は考えていないと思います。
ホテルが良心的なわけではなく、やはり、長期的に見た「経済合理性」を追求しているのでしょう。