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旅・交通 バックナンバー2/2

空港への交通費

空港への公共交通機関の料金は、日本を含め、各国の一般の交通機関の料金に比べて、高いと思いませんか?

 もちろん、国際線でしたら、重いスーツケースを入れるスペースも必要でしょうし、座席数も限られています。

 私の住む西宮市から関空へのリムジンバスは、55分で1700円します。
 もちろん、国際線利用で、荷物が多いときには、1700円は若干高い感じはするものの、納得できる金額ですが、国内線利用でカバン1つのときは、結構高い気がします。
 私の事務所のある大阪市北区から関西国際空港に列車で行くとすると、JRを使っても、南海を使っても、和歌山へ行く料金より高額の運賃が必要です。特急を使うと、料金がまた高いですし・・

 羽田からの交通機関は、ある意味、リーズナブルです。
 しかし、成田空港へのリムジンバスの料金は、ある意味「開いた口がふさがりません」。
 空港から都心まで70分から80分くらいで3000円、私自身、これを使ったことは、いまだかつてありませんが、成田・羽田の60分・3000円のリムジンバスは時々使います。思わず「えぇ~」という金額ですね。

 淡路島にある、神戸地方裁判所洲本支部、洲本簡裁にいくことがあります。
 時間と料金は、神戸三宮から洲本のバスターミナルまで、2時間片道1600円です。特に、ゆっくり走るわけではありません。
 成田空港と比べて「えらい」違いですね。


 諸外国はどうでしょう。

 ヨーロッパ諸国は、基本的に、都心から空港まで近いですね。
 主要都市なら、電車で行ける空港が多いですし、一般鉄道をかねた、普通の電車料金です。
 フランクフルト、ミュンヘン、ウィーン、チューリッヒ、ジュネーブ、パリなどは、電車で行けますし(パリの鉄道は治安の点から、深夜早朝は、ご注意下さい)、ベルリンなどは、一般バスで都心まですぐですね。
 これら空港への料金は「ぼられた」という気がしません。

 ロンドンは、交通機関全体がばか高いですから、空港へのバスや電車が高いという問題でもなさそうです。

 ただ、発展途上国となると、まず空港までの交通手段はバスですが(マレーシアやタイなどは例外です)、空港からの料金は高いです。
 日本人は、日本の物価の感覚で判断するからリーズナブルに思えるだけで、滞在先でお金を使い始めると、意外に高かったのかがはっきりします。

 現地の人はなれたもので、空港へ行くにも、有利なバスを知っています。
 旅行者の利用は無理です。

 ちなみに、関空発着のソウル便は、インチョンでなく金浦空港発着が多くなりました。
 金浦空港なら、地下鉄で行くのが一番時間に正確ですが(もっとも多人数ならタクシーが便利です)、地下鉄にスーツケースを持って乗り込むというのも勇気がいることです。

 インチョンからのバスは、市内のバス、地下鉄と比べて、ずいぶん「ぼって」います。
 日本の例を参考にしたのでしょうか。
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