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旅・交通 バックナンバー2/2

両替

海外旅行で、日本の空港で長蛇の列を見ることがあります。

 日本の銀行や空港での両替をお勧めするのは、ドルとユーロだけです。
 ドルとユーロは、アメリカの空港や、ヨーロッパ各国の空港での円からのレートは「バカにするな」といいたいほど悪いのが普通です。
 ガイドブックには、銀行に「にらまれる」のが怖いですから、そんなことは書いてません。

 なお、TC(トラベラーズチェック)は、安全性を考えると、米ドルならお勧めします。
 ドルのTCは、それなりのホテルなら、およそ1日の室料(例えば、1室1日200ドルなら、1日200ドル程度)の範囲で、無条件に手数料なしでキャッシュに換えてくれます。
 ユーロのTCはお勧めしません。通常、手数料なしで現金にはならず、びっくりするくらいの手数料が取られます。
 もちろん、同一系列の銀行(例えば、アメリカンエクスプレスのTCを、海外のアメリカンエクスプレスの支店でかえる)の場合は手数料はゼロですが、いかんせん、観光の時間が減ってしまう可能性があります。

 米ドル、ユーロ意外の通貨なら、円で持っていって、現地の空港で両替するのが賢明です。
 まず、外国の空港の方がレートがいいです。
 もちろん、心配性な人は、日本の空港で1、2万円程度の現地通貨を購入されればいいでしょう。

 クレジットカード・銀行のカード(国際ATMネットワークである「PLUS」か「Cirrus」の機マークがついていることを確認してください)などで現金で出すのが一番安全でレートがいいと思います。通常24時間おろせます。
 もっとも、故障があった場合を考えると、言葉の問題もあり、銀行の営業時間に、銀行のATMで引き出すことをお勧めします。


なお、再両替(円から現地通貨、余った現地通貨から円)はお勧めしません。
 かなり目減りします。
 できればそのまま持って帰って、次回に使うか(ドルやユーロやウォンなど)、2度と行かない見込みのところなら、使い切ってしまうのが賢明です。
 きっちり使い切ろうというなら、空港の免税店で、現地通貨を全部出し、それを上回る金額のものを買えば、差額のみクレジットカードから引き落とされ、全部使い切ることができます。
 記念に、少し残しておくことをお勧めしますが・・

 なお、日本人は、外国で現金を持ちすぎです。
 クレジットカードを使うと、スキミングされかねない国ならいざ知らず、通常クレジットで支払うのが賢明です。商品の破損などに保険がきく場合があります。
 その時、円で払うか現地通貨で支払うか聞かれることがありますが、現地通貨支払いの方が、レートはお得です。店のレートは、通常の手数料に、店の利益がのっています。

 なお、ホテルの両替は、レートが悪いのが通り相場ですが、場合によっては、客のサービス目的で空港の銀行支店よりレートがいい場合もあります。
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