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旅・交通 バックナンバー2/2

1室あたり、1人あたり?

ツインやダブルの部屋の1人使用の場合の料金表示方法はどうなっているでしょうか。

 日本では、伝統的に、和室の旅館であれ、ホテルであれ、食事付きであれ、食事なしであれ、1人あたり「いくら」となっていることが圧倒的に多いです。
 複数人のときは、人数をかけなければなりません。

 西洋やアメリカのホテルは、まず、部屋単位です。
 何人宿泊しても金額は同じ、シングルの部屋を予約すればシングル料金、ダブル・ツインの部屋を予約すればダブル・ツイン料金です。

 フランス・イタリアなどラテン系諸国はのホテルは、最初から、あまりシングルの部屋はないようです。すべて、ダブル・ツインの部屋 で、1人で泊まっても、ちゃんと1部屋料金取られます。
 ドイツなど、ゲルマン系のホテルでは、シングルの部屋もあるのが通常です。ダブル・ツインの部屋しかないのにあえて予約した場合は、シングルの料金になりませんが、シングルの部屋を予約して、当日、ダブルやツインしか残室がなければ、シングル料金で泊まれます。

 韓国、台湾なども、日本人が泊まるようなレベルの宿泊施設は、少なくとも、西洋やアメリカのホテルと同じ、部屋単位です。
ウォン安で、韓国への旅行者が増えましたので「1人あたりではなく」「1部屋いくら」の「料金です」と、日本語サイトで明記されるようになっています。少し前までは「当たり前」として記載されていませんでした。
 高いと思って敬遠されないためでしょうが、それだけ、個人旅行初心者が、韓国に行くようになったと思います。

 ということは、通常日本人旅行者が行くところを考えると、唯一日本だけが「1人あたり」の料金を記載する例外ということになります。
 ただ、ホテルの方針などもありますから、一概にはいえませんが・・・

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