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旅・交通 バックナンバー2/2

特典航空券争奪戦

ANAのホームページには以下のとおり書かれています。
 「特典予約受付開始
 ご予約は、搭乗日の330日前から7日前(旅行開始日を含まず)まで承ります。」

 JALのホームページには以下のとおり書かれています。
 「特典のご予約は、ご搭乗日の330日前10:00(日本時間)より出発日4日前の 12:00まで」

 JALのホームページには、ご丁寧に、330日前を計算してくれる計算機がついています。
「330日前は何日ですか」


 航空会社が、こんな事知らせてどうなるのでしょうか。

 これは、貯めたマイルを有効に使おうとする人たちの便宜をはかっています。

 つまり、一般の航空券の予約はせいぜい半年前ですが、貯めたマイル利用の「特典航空券」の発売は、330日前からの受付です。

 国際線なら、年末年始のハワイ、ゴールデンウイークの各国、3連休の近場の各国、盆休みの各国。
 いずれにせよ、同じマイル数なら(ANAは、「高」「中」「低」シーズンごとに必要マイル数がかわりました)、一番高いときに、特典航空券を予約するのが一番です。
 また、特典航空券枠はたったわずかです。当たり前ですね。黙ってても有償客がいくらでも買ってくれます。
 そのうえ、特典航空券の数は限られています。外国の航空会社のうちには「ブラックアウト」といって、特典航空券の利用はできませんという仕組みにしているところもありますが、わずか1席のみ用意して、特典航空券利用できますという航空会社もあります。こうなると、2人での特典航空券での旅行は無理(1席だけは特典航空券を利用できますが・・)、実質「ブラックアウト」です。


 ということで、発売開始日から、特典航空券の争奪戦が繰り広げられます。
 たいてい、たくさんのマイルを持っている人の考えは同じですから。

 最近は、電話予約だけではなく、インターネット予約もできますから、争奪戦は多種多様、争奪戦は激しさを増す一方です。
 人気コンサートのチケット争奪戦と似ていますね。

 でも、330日先のことなんかわかるのでしょうか。
 わかりませんね。
 しかし、一定の手数料かマイルがかかりますが、キャンセルができます。

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