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旅・交通 バックナンバー1/2

海外旅行のガイドブック

海外旅行のガイドブックがあります。
 「地球の歩き方」「新個人旅行」「わがまま歩き」「るるぶ」などです。

 それぞれの国の概観、利用する航空会社、空港、空港から市内への交通、見所、ホテル、ショップ・レストランなどが記載されています。
 日本に特徴的なのは「外国旅行」=「海外旅行」ということでしょう。航空機を利用しないと外国には行けません。もちろん、韓国などへは船でも行けますが、現実的なのは、福岡から釜山くらいで、あまり現実的ではありません。

 すべてのガイドブックに共通の記述もあります。

 当該国や都市の概観、通貨、宗教など、各都市や町の名所旧跡などの見どころ、交通手段、ホテル、レストラン、ショップはある意味当然で、主要空港の案内や出入国手続き、簡単な会話集なども共通です。
 ただ、これらは、ガイドブックによって内容は異なります。
 国や都市が異なるのですから当然です。同じなら、ガイドブックは何冊も要りません。

 どのガイドブックにも「同一内容」の記載がされていることがあります。

 1つ目は「自動販売機」です。
 日本の自動販売機は、お金を先に入れて、次にボタンを押すと、切符や飲料などが出てきます。
 他国の案内のガイドブックには「○○国の自動販売機は、お金を入れる前に購入する切符などを選択するボタンを先に押さないと、お金を入れることができません。まず買いたいチケットのボタンを押すと、料金が表示されますので、それからお金を入れます」

 2つ目は「タクシー」です。
 日本のタクシーは、後部座席に限りという限定付ですが、ドアは、運転手が開けてくれ、客が開けることはありません。
 他国の案内のガイドブックには「○○国のタクシーは、ドアが自動で開閉しません。乗る時にドアを自分では開けなければなりません。降りる時にドアを開けなければなりません。降りた後にドアを閉めなければなりません」

 何のことはなく、自動販売機とタクシーは、日本だけが「特殊」ということになります。

 日本の旧植民地や、日本の機械が輸入されている国の場合、まれに、日本と同じということがありますが、ごく例外です。

 タクシーは、案外、気づきやすいものです。
 つっ立っていると、運転手から「開けてね」との合図がありますから。

 自動販売機は、後ろに別の人がきて、やり方を教えてくれるまで分かりません。
 早朝などは、他の客が来ないことがありますから(地元の人は定期券を持っています)、覚えていかれるのが賢明です。

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