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旅・交通 バックナンバー1/2

イギリスと、ドイツオランダ間の高速鉄道

平成20年10月19日、ロンドンのセント・パンクラス駅に、ドイツ鉄道(DB)の高速列車・ICE3が試験走行で入線したそうです。

 現在は、ユーロスターが、ロンドンのセント・パンクラス駅から、パリ北駅(そこから、さらに走行する電車もあります)まで2時間15分、ブリュッセル南駅まで2時間で、それぞれ結んでいます。
 フランスの高速鉄道であるTGVがベースですから「機関車方式」です。客車とは別に駆動装置を搭載した機関車を連結してそれを使って走行します。
 機関車が、モーターのない客車をサンドイッチして走行します。

 平成25年以降に、ドイツ鉄道が営業運転を開始し、ロンドンからのドイツ鉄道の列車は1日3便で、ベルギーのブリュッセルまで16両で走行し、そこで分割し、ケルン経由でフランクフルト行きと、アントワープ・ロッテルダム経由でアムステルダム行きとなるそうです。
 ドイツ鉄道(DB)の高速列車であるICE3は「電車方式」です。
 新幹線と同じく、全ての車両の車輪に電動機(モーター)などを搭載してそれを使って走行します。

 ロンドンからの所要時間は、ブリュッセルまで2時間、ドイツ方面の列車は、ケルンまで4時間、フランクフルトまで5時間、オランダ方面の列車は、アムステルダムまで4時間になるそうです。

「Intercity-Express (ICE) in London today」をご覧下さい。

空港までの行き来に要する時間、チェックイン時間のロスタイムを考えると(ユーロスターもチェックイン手続きが必要ですが、航空機ほどではありません)、市内中心部相互間を結ぶ、イギリスとドイツ、イギリスとオランダを結ぶ高速鉄道は、飛行機と十分戦えるとみられます。

 ヒースロー空港は、特にひどいですからね。

 私の預けたスーツケースが、1度は、目的地がパリのはずがアテネまで遠距離旅行したことがありますし、フランクフルト空港で預けたスーツケースが、ヒースロー空港で、別のターンテーブルから出たため、あきらめて、ロストバゲッジの係に行ったところ、他のフランクフルトからの客数人のスーツケースと同様、ロストバゲッジの係で保管されていたこともあります。
 また、乗継ぎ時間に、スーツケースをこじ開けられ、貴重品はありませんでしたから盗まれた物はありませんでしたが、鍵がかからなくて困ったことがあります。

 灰が降らなくても、ヒースロー空港は使わずにすむなら、それに越したことはありません。

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