旅・交通 バックナンバー1/2
氷河急行の運転の再開
スイスの氷河急行の列車転覆事故がありました。
列車事故なら、どこの国でもおこることです。
日本でも例外ではありません。
違和感が感じられたのが、事故の原因を特定する前事故の翌々日から運行を再開したことです。
大抵の日本人はそう思っているのではないでしょうか。
ただ、スイスの人は「割切って」ものを考える国民性です。
金融資産の秘密は、たとえ「マネーローンダリング」に該当しても「守り抜き」ます。
之は、諸外国の圧力で変化の兆しが見えますが・・
外国人労働者などの問題に典型的に現れているように「期限が来たら」「有無をいわさず」母国に帰らせます。
調査の結果、レールや客車に問題があるという証拠がないなら、走行は開始しますよね。「ドル箱路線」の「書入れ時」ですから。
なお、平成22年7月31日、脱線事故が起きた現場は緩やかな左カーブ付近で、進入地点の制限速度は35キロで、出口以降は55キロであったにもかかわらず、列車はカーブの途中で56キロまで加速していて、このため最後尾の6両目が脱線し、4両目、5両目を巻き込んだとみられるとの仮発表がありました。
これなら、ゆっくり走ればすむことですね。
同じ先進国だからといって、日本人と同じメンタリティーを持つと考えないほうがいいのかも知れません。