旅・交通 バックナンバー1/2
ベストプライスギャランティー
「ベストプライス・ギャランティー」という宣伝文句で発売している商品があります。
まず、単なる「セールストーク」か、具体的に「最安値を保障」しているかどうかを見てください。
具体的に「最安値を保障」している場合は、「万一高かった場合」の「差額金銭」の「補償規定」が定められています。
単なる「セールストーク」の場合は、話半分に考えるのがお得です。
本当の意味で、「ベストプライス・ギャランティー」とうたっている業種は、日本では、パソコン・家電など、インターネットサイトの航空券・ホテルなどです。
「ベストプライス・ギャランティー」をうたった会社から、「ベストプライス」でなかった(つまり、他に、より安い価格の販売元があった)場合には、「補償金」が受取れます。
もちろん、「補償金」を受取る第一条件は、「ベストプライス・ギャランティー」とうたっている販売元より、商品やサービス(航空券・宿泊クーポンなど)を購入していなければなりません。
購入もしないであちこちのサイトをさがして「低価格」を発券しただけではお金になりません。
次に、他の発売元で、同一条件の航空券が安い料金で販売されていることです。
これも当然ですね。
あと、他の販売元で、当該・商品やサービス(航空券・宿泊クーポンなど)が購入可能であるという条件が必要です。
宣伝広告していたときは、商品や空席があったのに、既に売切れていて購入が不可になっていた場合は含まれません。
あるいは、最初から、客引きの「おとり」として宣伝されている悪質な場合もあるでしょう。
さらに、購入と同一日、あるいは翌日までといった期間限定がつきます。
全体的に値下がりしく商品やサービスもありますから。
具体的補償内容は、料金の差額だけではなく、代金の2、3%の「おまけ」が付加されることが通常です。
一度、ある店で購入して、他の店で安く売っていたことを知ったときのショックは大きいですからね。
「ベストプライス・ギャランティー」非該当の場合は、一度購入したら、他の店で同じ商品を見ないのが精神衛生上いいでしょう。