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トリビア バックナンバー 1/2

キドカラー

レアアースが話題になっています。日本語で「希土」あるいは「希土類」と呼ばれます。
 工業的には、蓄電池・発光ダイオード・磁石などのエレクトロニクス製品の性能向上に必要不可欠な材料といわれています。

 レアアースとは、スカンジウム、イットリウム 、ランタンド、セリウム、プラセオジム、ネオジム、プロメチウム、サマリウム、ユウロピウム、ガドリニウム、テルビウム、ジスプロシウム、ホルミウム、エルビウム、ツリウム、イッテルビウム、ルテチウムの17元素のことを指します。

今後、需要が増加すると見られる、ハイブリッドカーや電気自動車用の高出力モーターの磁石にジスプロシウムとテルビウムの添加で保磁力が高まるため、不足が懸念されています。

 その昔、日立製作所が製造・販売していたカラーテレビに「キドカラー」というのがあったことがご記憶にあるでしょうか。

 「キドカラー」は、昭和43年に発売されました。

 カラーテレビの「輝度」を上げるため、ユウロピウムやテルビウムといった希土類元素をブラウン管内部の蛍光体材料として用いていました。
 「輝度」と「希土」をかけて、「キドカラー」と名付けられたそうです。
 当時、赤色の発色の良さを売り物にしていました。

 近ごろ、脚光を浴びていますが、「希土」「レアアース」自体は、ずいぶん昔から、話題にはなっていたんですね。

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