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トリビア バックナンバー 1/2

体感温度

みなさん、お茶を飲んでいると、むしろ「ぬるい」ような感じがするのに、ひとたび、こぼれて体にかかるととんでもない熱さにかんじることはないでしょうか。

 ぬるい目の立食いうどんの汁が、こぼれたときも同じです。

 単に「気のせい」と思っている方おられませんか。
 あるいは「マーフィーの法則」だとか

 食べるときには、口やのどや食道が「熱い温度」に慣れています。

しかし、手や足の皮膚などは違います。
 温熱熱傷(Thermal Injury,Thermal Burn)を考えてみます。
 熱湯などの熱による損傷。人間の皮膚は45°以上の温度で熱傷になります。15Cの場合1時間(低温やけど)、70C°の場合1秒で組織の破壊が始まります。

 吉野家などで、自分でお茶をこぼしておいて、店員に因縁をつける客もいますが、舌と手足では、体感温度が異なることを知っておられることが大切です。
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