OA・コンピュータ バックナンバー
スイッチを入れる前から録音できるICレコーダ
ICレコーダに、録音スイッチを入れる一定時間前から録音できますという機能を売物にしている機種があります。
「なぜ過去の分が録音できるのか」と不思議に思う人がある方がおられるかも知れません。
本当に過去の分が録音できるのなら「タイムマシン」級の発明ですね。
しかけは、ICレコーダに電源スイッチを入れると、自動的に録音が開始されます。
何分か分は常に録音されているということになります。
録音ボタンが押されない限り、新しく録音された分を録音するごとに、前に録音された分から自動で消えてゆき、絶えず、何分か分が、ICレコーダのメモリに蓄積されています。
会議や話合いなどがあって、録音する必要がなければ、録音する部分がなければ、スイッチを切れば、電源をスイッチを切ると、自動的に消滅します。
ある重要な発言があったとき、録音ボタンを押せば、何分か分が、ICレコーダのメモリに蓄積されていますから、その分は、保存しておくことになります。
録音ボタンを押す前、ICレコーダのメモリに蓄積された分と、録音ボタンを押したとき、新たに録音する部分は、ICレコーダのメモリに蓄積された分と「つぎめなし」(シームレス)に録音するという「しかけ」になっています。
考えてみれば不思議なことはなですね。
ただ、論音スイッチは入れなくても、電源スイッチを入れるのを忘れたら何の意味もありません。
また、ずっと前の部分は録音されませんから、録音すべき部分があったら、すぐスイッチを入れなければなりません。
テレビの録画にHDDを使うのが増え、また、HDDの容量が増えました。
テレビが指定された全チャンネルの録画を大容量HDDに記憶していて、自宅に帰って、朝刊と夕刊を見て、見たい番組のみを取出して見るということも可能になるでしょう。なっているかも知れません。
当日分なら、テレビの予約は必要はなくなりますね。