本文へ移動

OA・コンピュータ バックナンバー

インターネットとクレジットカード

通信販売がさかんになってきました。

 インターネットを利用すれば、日本にいながら、海外の商品を自由に購入することができるようになりました。もちろん、いわゆる「禁制品」に該当するものはだめですが。
 やはり、代金支払いはクレジットカードが合理的でしょう。

 インターネットを利用して、直接、海外のホテルなども予約できます。
本人が、ホテルに行くわけですから、予約だけしておく方法もありますし、代金をさきに支払って voucher(引換券)をプリントアウトしていくという方法もあります。
 予約だけしておいて、キャンセせずに、宿泊しない人(いわゆる、ノウ・ショウ)がいますから、 deposit(預託金・保証金)として、クレジットカードの名義人・番号・有効期限・PIN(Personal Identification Number。通常、カードの裏面に記載されている6桁の数字の後ろ3桁)を入力ます。1泊の宿泊料はクレジットカードから引き落とされます。

 日本出発・帰国、また、海外の都市から海外の都市への航空券も、インターネットで購入できます。

 日本出発・帰国の航空券は、通常、クレジットカード決済、いわゆるEチケット(航空券が紙ではなく、コンピュータ管理。紛失の心配がありません。)の控えが送付されてきます。
 Eチケットの場合は、予約番号をプリントアウトした紙とパスポートなどの身分証明証で、チェックインできます。
 海外の都市から海外の都市への航空券は、予約した時点で、クレジット決済、いわゆるEチケットの発行で、やはり、予約番号をプリントアウトした紙とパスポートなどの身分証明証で、チェックインできます。
 搭乗する人は、必ず、身分証明書を持参して、空港カウンターに訪れるのですから、紙のチケットは必要がないといえば、必要がありません。

 さて、野球などのスポーツやミュージカルなどの入場券はどうするのでしょうか。
 通常、入場券裏にバーコードがついていて、それを機械で読みとり、入場させるシステムになっていますから、いったん入場券にかえる必要があります。
 観戦、観劇をする人も、必ず球場や劇場に来ますよね。
 一般的なのは、「will call」というシステムがとられます。
 「will call」とは、予約済みのチケットを当日専用窓口で受け取るシステムのことをいいます。 「チケット・マスター」 など、多くで採用されています。
 身分証明証と予約したクレジットカードを、「will call」専用の窓口渡せば、確認の上で、入場券を渡してもらえます。なお、代金は、予約した時点でクレジットカードから引落とされます。

 こう考えてみると、各個人が、輸入商、旅行代理店などの仲介なしに、日本にいながら注文や決済することができます。
 インターネットと、クレジットカードの発達のおかげです。


 なお、外国商品の購入は、一般的にいって、日本の店舗で買うより安いです。
 日本の店舗の維持・管理費がかかりませんから。
 もっとも、多少高くても、実際見て買った方が安心かも知れません。

 外国のホテルは、チェーンホテルであれば、日本でも電話やファクシミリで予約できます。
 もっとも、ある程度の高級ホテルのみに限られますし、割引率は高くありません。
 チェーンホテルでなくても、インターネットで予約できます。
 ホテルの予約サイトがたくさんありますし、ホテルのホームページに予約機能があるホテルもあります。
 これといったホテルをみつけ、各サイト、ホテルのホームページで値段を比較して、一番安い価格で予約すればいいわけです。
 結構、同じ日、同じランクの部屋なのに、価格が違うことがあります。日本円で1泊何千円と違うこともあります。
 また、ホテルのホームページが安いとは限りません。
 ちなみに、日本語が使用できるサイトと、英語など外国語のみのサイトでは、同じ日、同じ部屋でも、日本語利用可能なサイトがずいぶん高いこともあります。
 「ぼられている」のか、「設備投資」に費用がかかっているのか・・


 航空券は、日本発着のものは、若干のインターネット割引がある程度で、旅行代理店で購入しても同じです。
 外国の都市と外国の都市を結ぶ路線は、インターネットのみというのが多いですね。
 日本に就航している航空会社の航空券は、旅行代理店で、海外の都市間のも買えますが、普通はノーマル可、それに近い料金で、びっくりするほど高いです。

 野球やミュージカルなどの入場券は、クレジット会社などが「お取り置きサービス」などをしています。
 一般に、かなり利益を乗せています。
 インターネットで購入すれば12ドルの席を、8400円+手数料2100円といわれて、腰を抜かしたこともあります。
もっとも、楽しみでいったわ、結局チケットが何かの手違い手取れなかったわでは、あきらめもつきませんから、一種の「保険料」と考えるのが妥当かもしれません。

もっとも、外国旅行に行った「ついで」ということではなく、単なる観光のみが目的なら、添乗員つき団体ツアーを利用するのがいいでしょうね。
 言葉の心配もありませんし、団体割引もありますし、効率的に観光できますし。

TOPへ戻る