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キーボードいろいろ

キーボードは、アルファベット部分について各国共通と思っていませんか?
 必ずしもそうではありません。

「各国キーボードの配列」 をご覧ください。

 アメリカのキーボードが一番シンプルですね。
 というか、キーボードは、基本的に英語を打つためにつくられているから、合目的的だともいえます。
 「Typewriter」が上から2段目に集中しています。この配列が、デファクトスタンダードになった理由の1つといわれています。


 ドイツのキーボードはどうでしょう。
 「Z」と「Y」がちがっているだけ、独自の文字であるウムラウトA、O、U、エスツェットは右端に集中していて、日本語を打つなら、「Z」と「Y」を除いてタッチタイプができます。日本語をローマ字入力をしようとすると、たった2文字で「無茶苦茶」になります。訂正に時間をかけるより、目で追いながらタイプする方が早いかもしません。
 「Z」と「Y」の位置が違うのは、ドイツ語では、ほとんどといっていいほど「Y」を使わないからだそうです。「ヤ」「ユ」「ヨ」は「J」を使います。
 ちなみに、ドイツの自動車ナンバーは、通常、都市名のアルファベットをつかいます。「B」はベルリン、「D」はデュッセルドルフ、「F」はフランクフルト・アム・マイン、ボンは「BN」0です。
 「Y」がつく都市がないのか、「Y」ナンバーは、戦車など連邦防衛軍の車両に使用されています。公道を走ることがあるため、プレートナンバーがついてます。

 私は、フランス語が全くできません。
 勉強をする価値はあるでしょう。勉強をしたい気がありますが、今時間がないので、引退後のボケ防止にとっておきたいと思います。
 フランス・ベルギー(ブリュッセルとフランス語地域=ワロン地域。オランダ語地域=フラマン地域は別です)滞在中に、現地のフランス語のキーボードのコンピュータで日本語を打とうとすると「神経衰弱」ゲームをしている気がします。

 私は、韓国語もまったくわかりません。韓国語のタイプライターは、母音と子音をワンセットにしないため、文字数が少ないようです。
韓国語は、韓国法を扱わない法律家にとって、勉強をしても得にはならないでしょうね。文法などは、日本語と似ているらしいです。

 日本語のタイプライターは、すごいですね。
 一番上段まで、「ひらがな」があふれています。
 「ひらがな入力」で、通常タッチタイプは無理ですが、ローマ字入力なら、タッチタイプは可能です。
 富士通の「親指シフト」はどうなったんでしょうか? 私は、最近、全く見てません。

 ちなみに、キーボードアレルギーという人がいます。
 毎日、キーボードの位置がシャッフルされる恐ろしいキーボードならともかく、「文字は動いたり逃げたりしません」から、覚えるのが賢明ですね。

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