2015年~2017年バックナンバー
リバースモーゲージ
リバースモーゲージという言葉をご存じでしょうか
リバースモーゲージとは、高齢者が住み慣れた土地や家を担保として銀行からお金を借り、そのお金は一時金形式(あるいは年金方式)で受け取り、毎月の返済は利息だけ、元金は亡くなったあとに精算しますという商品を言います。
お金を借りれば利息を払わないのなら、いっそのこと「売却したほうがよさそう」とも思う方もおられます。
確かに、自宅を売却すれば確かにまとまったお金は手に入りますが住むところがなくなってしまいます。
確かに、自宅を売却すれば確かにまとまったお金は手に入りますが住むところがなくなってしまいます。
そうなりますと借家住まいになりますし、住み慣れた土地を離れることは簡単にはいかないこともあります。そして賃貸となると、家賃を毎月支払っていくことになりますので、売却代金もやがては底をついてしまう心配もでてきます。
リバースモーゲージは、あまり、日本では利用されていません。
メリットは以下のとおりです。
1 自宅に住み続けられる
2 毎月の返済は利息だけで、元金は契約者が死亡したときに、その物件を処分して返済する
3 借り入れたお金は、投資資金以外は使途は自由。
毎月の生活資金、自宅のやリフォーム資金、あるいは老人ホームなどの入居資金などに活用できる
4 極度額までなら何度でも借入れることができる
5 担保は自宅のみで、保証人が不要
6 契約者が死亡しても、配偶者がいる場合は精算せず引き継ぐことが可能
2 毎月の返済は利息だけで、元金は契約者が死亡したときに、その物件を処分して返済する
3 借り入れたお金は、投資資金以外は使途は自由。
毎月の生活資金、自宅のやリフォーム資金、あるいは老人ホームなどの入居資金などに活用できる
4 極度額までなら何度でも借入れることができる
5 担保は自宅のみで、保証人が不要
6 契約者が死亡しても、配偶者がいる場合は精算せず引き継ぐことが可能
ただ、リスク(デメリット)もあります
1 土地の値段が下落して担保価値が下がってしまうリスク
融資限度額はだいたいどの銀行でも土地担保価値の5割から7割に設定されていますが、定期的に担保価値の見直しが行なわれ、担保価値が下がると、毎月の融資が受けられなくなることがあります。また担保を超えてしまった分は一括返済する必要があります。
2 金利が上昇して利息の支払いが増えてしまうリスク
通常、変動金利を採用しているために金利が上昇することにより利息の支払いが多くなります。
3 想定した年齢よりも長生きをしてしまった場合のリスク
毎月生活費が不足しているような場合は長生きにより途中で極度額に達してしまうこともあります。
その場合は、子から援助を受けるか、自宅を売却して出ていかなければなりません。
融資限度額はだいたいどの銀行でも土地担保価値の5割から7割に設定されていますが、定期的に担保価値の見直しが行なわれ、担保価値が下がると、毎月の融資が受けられなくなることがあります。また担保を超えてしまった分は一括返済する必要があります。
2 金利が上昇して利息の支払いが増えてしまうリスク
通常、変動金利を採用しているために金利が上昇することにより利息の支払いが多くなります。
3 想定した年齢よりも長生きをしてしまった場合のリスク
毎月生活費が不足しているような場合は長生きにより途中で極度額に達してしまうこともあります。
その場合は、子から援助を受けるか、自宅を売却して出ていかなければなりません。
東京スター銀行が積極的にCMを打っています。
他にも、都銀ではみずほ銀行などで扱っています。
ただ、前提があります。
1 金融資産を相応に保有し、年金など安定かつ継続した収入の見込めること。
2 戸建ては土地がありますから全国なのですが、マンションは、東京都、神奈川県 埼玉県 千葉県、近畿だと大阪市、京都市、 神戸市(東灘区・灘区・中央区・兵庫区)という制限が付くことがあります。
3 法定相続人、通常は、子全員の同意が必要です。
2 戸建ては土地がありますから全国なのですが、マンションは、東京都、神奈川県 埼玉県 千葉県、近畿だと大阪市、京都市、 神戸市(東灘区・灘区・中央区・兵庫区)という制限が付くことがあります。
3 法定相続人、通常は、子全員の同意が必要です。
合理的な制度なのですが、日本では余り利用されていません。