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2015年~2017年バックナンバー

さいころカレンダー

 バリ島土産に、木でできた「サイコロカレンダー」をもらいました。

 2つの正六面体のさいころがあります。
 画像は一般的なものです。
 
   正六面体には「0」「1」「2」「3」「4」「5」「6」「7」「8」「9」いずれかの数字が書かれています。
 

 「01」日、「02」日、「03」日・・・「09」日、「10日」、「11日」・・「19」日、「20日」、「21日」・・・「29」日、「30日」、「31日」まで、すべての日付があらわせることになっています。
 
 2つの正六面体のさいころですから、12面あります。
 
 「11」「22」という数字を表すために、両方のさいころとも「1」「2」が必要です。
 あと、「01」「02」・・「08」「09」をあらわすため、両方のさいころとも「0」が必要です。片方のさいころのみ「0」がないとすると、「03」から「09」まで、7つの数字は絶対に入りません。

 ということは、両方のさいころに「0」「1」「2」が書かれていなければなりません。
 
 2つのさいころですから12面です。
  そのうち、「0」「0」「1」「1」「2」「2」の6面がとられてしまいます。
 
 「3」「4」「5」「6」「7」「8」「9」を合計すると7つの数字を示す必要があります。
 
 12-6=6面に、「3」「4」「5」「6」「7」「8」「9」まで、7つの数字を書く必要があります。
 
 不可能なように見えますね。
 
 でも一般的に土産として売られています。
 現実に、試してみると、すべて表せます。
 なぜか、考えてみてください。
 
 ヒントは「漢数字にすると不可能」です。
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