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2015年~2017年バックナンバー

私のホームページにメールアドレスがない理由

 通常、ホームページには、「info@xxxx.com」というような、ホームページ管理者にメールを送るボタンが付いていることが多いです。

 

 例外的に、ホームページ管理者にメールを送ろうにも、メールアドレスがどこにもないホームページがあります。

 

 通常、ホームページは、広報・顧客誘引のために作成されるものが多いのですが、広報が目的なら「お客様窓口」を通常つくります。「単なるクレーマー」もいるのですが、貴重な意見を聞くこともできます。

  顧客誘引が目的なら、メールを送付できないというのは全く不利です。

 

  弁護士さんのホームページには、「info@xxxx.com」メールアドレスの記載されているものがほとんどのように思われます。

 

 あるいは「メールによる相談フォーム」というボタンが付いていて、定型事項を書き込んで送信できるようになっているホームページも多いです。

 

  私のホームページは、どのページを見ても、必ず「西野法律事務所」「電話番号」が記載されるようつくってあります。どのページを見ながらでも電話をかけられます。

 

 メールアドレスを書いていない理由は、いくら「法律相談は書き込まないでください」という注意書きをしておいても、法律相談を書いてくる人がいるからです。

 

  ちなみに、私は、図書情報処理委員長として、大阪弁護士会のホームページの立上げのメンバーにくわりましたが、やはり「法律相談は書き込まないでください」という注意書きをしておいても、法律相談を書いてくる人が後を絶ちませんでした。

 

 返事をしないと「遅い」などとクレームをつけてくるのです。
 もちろん、クレームをつける人は、大阪弁護士会への相談料などの対価は全く支払っていません。

 

 当然の話ながら、法律相談のメールのみを、自動的に「はねる」ということは不可能で、一々、職員が、「法律相談はこのホームページでは受付けていません」「法律相談は、以下のところに御来所下さい。電話番号は・・・」という返信をしなければなりませんでした。

 

 大阪弁護士会のホームページには、現在は「インターネット法律相談システム」があります。
   

 若い会員数が増えるとともに、コンピュータの使える弁護士がほとんどになってきたので、インターネットによる法律相談が可能になりました。

 

 私は、法律相談は相対してでないと、不可能な事案が多いと考えています。

 

 「Eメールによる相談をしない理由
  

 私のホームページにはメールアドレスが記載されていません。
  電話番号とファクシミリ番号のみです。

 

 ご不便をおかけしますが、電話をかけていただくしかありません。

 

 当事務所に来所していただいた方には、メールアドレスの入った名刺をお渡ししています。

 

 私は、マイクロソフトがWindows95を販売する前、MS-DOS4.0時代から、インターネットを利用しています。
 1995年以前のことです。
 ちなみに、コンピュータ・ワープロで文章を書くようになったのは、昭和60年(1985年)からです。平成2年3月までは判決、平成2年4月からは、訴状や準備書面です。

 

 年齢の割にはコンピュータの知識はありますが、上記の理由で、ホームページにメールアドレスは記載していません。

 

 ちなみに、依頼者以外の赤の他人からの誹謗中傷のメールも見なくてすむという効果もあるようです。

 メールアドレスを記載している弁護士さんのところには、いろいろな誹謗中傷等のメール(相談フォームに書いてあるそうです)がくるようです。

 朝っぱらから見て不愉快になるのが嫌だそうですから、事務員の最初の仕事が、誹謗中傷のメールがないかどうかチェックするというところもあるようです。

 

 私のホームページに限って、誹謗中傷のメールなど来るはずはないのですが・・

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