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中韓・THAAD問題棚上げ 関係改善を優先
中韓両国は、平成29年10月31日、対立していた在韓米軍への最新鋭迎撃システム「終末高高度防衛(THAAD)ミサイル」配備問題で双方の立場に留意し、「戦略的パートナー関係」への発展を推進することで同意しました。
中国は、平成29年11月8日からのトランプ米大統領の中国訪問を前に、在韓米軍へのTHAAD配備問題が議題化しないよう棚上げを図ったものとみられます。
中韓両政府の発表文には、(1)米国のミサイル防衛(MD)体系構築(2)THAADの追加配備(3)日米韓軍事協力、以上について中国が自らの立場を表明したことも明記されています。
こうした中国側の要求に関連して、カン外相は、平成29年10月30日に国会で、米国のMD体系に参加しないことやTHAADの追加配備の計画がないことを明言し、日米韓の軍事協力については「北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対する抑止力強化の範囲で進め、軍事同盟には発展させない」と述べています。
カン外相が話した「新・3NO(3つのノー)」の存在は大きいでしょう。
1 THAAD追加配備計画はしないい
2 韓国は米国のミサイル防御システム(MD)に編入しない
3 韓米日同盟は、軍事同盟にはならない
アメリカは怒っているでしょう。
みかえりは、中国市場から事実上、韓流スターが締め出されたり、中国から韓国への旅行客が激減したりすることなどの解消です。
どの程度、中国が本気なのか知りませんが・・・
中国国内では、韓国系スーパー「ロッテマート」が当局による営業制限を受けて中国事業からの撤退を決めたほか、韓国・現代自動車も激しい不買運動にさらされています。
日系企業関係者は「消費者の『韓国離れ』が定着する中、競争が激化した中国市場で一度失ったシェアを取り戻すのは容易ではない」と指摘しています。
品質では日本に追いつかず、価格では中国に脅かされるというサンドイッチですから、どうしようもないですね。