本文へ移動

2015年~2017年バックナンバー

W杯ロシア大会の1次リーグ組合わせ

  平成29年11月10日、サッカーの2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会の1次リーグ組み合わせ抽選で、日本は最も低い格付けの第4ポットに入ることが決まりました。

 

 FIFAランキングで、日本より上位の3チームと同組で対戦することになります。

 

 抽選は、平成29年10月発表のランキングをもとに、出場32チームを原則上位から8チームずつ4つのポットに割振ります。

 

 開催国を除き、1ポットがFIFAランキング上から1番目から8番目、2ポットがFIFAランキング上から9番目から16番目、3ポットがFIFAランキング上から17番目から24番目、4ポットがFIFAランキング上から25番目から32番目ということになります。

 

 平成29年11月10日に行われたアフリカ予選で、32位のセネガルが本大会出場を決めたため、残る予選の結果にかかわらず、44位の日本が第3ポットに入る可能性が消えたということです。

 

 FIFAランキング44位の日本が、第3ポットに入る=出場国中24番目までに入るということは、FIFAランキングが44位の日本より上位の国が20チーム予選落ちするという計算になります。

 

 強豪イタリアもオランダも予選落ちしましたね。

 

 アジアからのW杯予選出場国とFIFAランキングは以下のとおりです。

 

34 Iran
43  Australia

44 Japan
62 Korea Republic
63 Saudi Arabia

 

 W杯本戦には32か国出場します。
 FIFAランキング65位のロシアが出場しますから、全世界で予選をすれば(非現実的ですが)、31位以内に入っていなければ本戦には出場できません。

 

 日本は本戦に出場できたのは、AFCに属していたからということに他なりません。

 

 抽選の結果、日本がどこの組に入っても、日本より格上(FIFAランキングが上の3チーム)と戦うことになります。

 当然といえば当然のことですね。

 アジアでは、イランのみ、第3ポットに入るのでしょう

 

 何か、アジアの出場枠が優遇されすぎているようです。

 

 2026年のW杯から、本戦は48か国が出場し、アジアは4.5枠から8.5枠に増えるそうです。
 中国を入れたいのと、あと、オイルマネーの中東諸国が本戦に出られるようにするためでしょう。

 

(追記)平成29年11月16日、出場国32か国とポットが決まりました。

第1ポット
ロシア、ドイツ、ブラジル、ポルトガル、アルゼンチン、ベルギー、ポーランド、フランス
第2ポット
スペイン、ペルー、スイス、イングランド、コロンビア、メキシコ、ウルグアイ、クロアチア
第3ポット
デンマーク、アイスランド、コスタリカ、スウェーデン、チュニジア、エジプト、セネガル、イラン
第4ポット
セルビア、ナイジェリア、豪州、日本、モロッコ、パナマ、韓国、サウジアラビア

TOPへ戻る