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2015年~2017年バックナンバー

大阪、60年続く姉妹都市に亀裂 慰安婦像問題きっかけ

 大阪市とサンフランシスコ市の姉妹都市関係が、旧日本軍の慰安婦像をめぐり、解消の危機に陥っています。

 

 慰安婦像がサンフランシスコに建てられたことに対し、吉村洋文・大阪市長が「市営公園に組み込むなら関係を解消する」と宣言したことがきっかけです。

 

 サンフランシスコ市議会は、平成29年11月2日、市民団体から像の寄付を受ける議案を予算財政委員会で可決しました。
 私有地に建つ像について、私有地を私有地に寄贈し、市営公園に建っていることにするというのです。

 

 像ももちろんですが、碑文が以下のとおり、虚偽のものです。

 

「この記念碑は、婉曲的表現で「慰安婦」と呼ばれる、実際には1931年から1945年までアジア太平洋の13カ国において日本帝国陸軍の性奴隷であった数十万の女性や少女の苦しみを証言するものです。性奴隷にされた女性や少女たちのほとんどが捕らわれの身のまま亡くなりました。この陰惨な歴史は、1990年代に生存者が勇気を持って声を上げるまで数十年間も隠しとおされてきました。」

 

 平成29年11月14日の本会議で可決され、姉妹都市関係は、解消の方向に向かっています。

 

 サンフランシスコ市長といいますから、非ヒスパニック系白人(あるいは、ヒスパニック)と思われるかもしれません。

 

 サンフランシスコは平成22年の統計では、40.1%が非ヒスパニック系白人、37.6%はヒスパニック系、アフリカ系アメリカ人は5.8%、アジア系アメリカ人は12.8%、アメリカ・インディアンは0.4%、混血は2.6%ですから、常識的にはそうですね。

 

 現在のサンフランシスコ市長は、中国系で、Edwin Mah Lee (中国名・李孟賢)です。

Ed Lee (politician)
 

Edwin Mah Lee (Chinese: 李孟賢, born May 5, 1952) is an American politician.
Lee is the first Asian American mayor in San Francisco's history.

 

 日系アメリカ人は、2世でも日本語が満足にしゃべれない人がいるほど、アメリカ人になってしまう傾向にあります。

 中国系や韓国系アメリカ人は、自分の出身国を引きずって、アメリカ人にはなりきれないということですね。

 

 筋はとおすべきでしょうね。

 姉妹都市解消などは、あまり気にすることはないかと思います。
 市会議員が、視察と称して、サンフランシスコに旅行する格好の理由となるくらいですから。

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