2015年~2017年バックナンバー
楽天、フリーテルを買収 格安スマホ3位浮上
平成29年9月26日、楽天は格安スマートフォンサービス6位の「フリーテル」を買収することになりました。
4位の楽天のシェアは、シェア1位のソフトバンクの「ワイモバイル」、2位のNTTコミュニケーションズの「OCNモバイルワン」に次ぐ3位に浮上します。
格安スマートフォンの利用者数は、低価格を背景にスマートフォン全体の1割に達する一方、通信大手も参入し競争が激化し、初の業界再編につながりました。
楽天は格安スマートフォンで顧客基盤を広げ、インターネット通販関連事業の拡大をねらいます。
買収額は、5.2億円で、フリーテルを運営しているプラスワン社が通信事業で抱える約30億円の負債も楽天が継承します。
実質的に、買収額は35億円ですね。
なお、プラスワンはスマートフォンの端末も製造していますから、スマートフォン端末製造事業は残ります。
私は、フリーテルのスマートフォンを昨年購入したばかりです。
といっても、電話はガラケーのまま、インターネット利用のみフリーテルの端末を利用しています。
3GBで税込定額月650円ですから、確かに安いですね。
3GBで税込定額月650円ですから、確かに安いですね。
プラスワンが、通信事業で抱える約30億円は、相当無理をしていたのでしょう。
格安スマートフォンといっても、大手は、通信大手各社は顧客の流出を食い止めるため、自らもサブブランドとして格安スマートフォン事業を手がけているだけで、ソフトバンク系、NTT系が1位、2位ですし、大手系列の格安スマートフォンは新規契約の約5割を占めているということですから、新規参入はむずかしいのでしょうね。
私は、今のプランに満足していますから、買収によって、プラン自体がなくなってしまったり、利用者に不利に改変されることを恐れています。