本文へ移動

2015年~2017年バックナンバー

希望の党の政策協定書

 平成29年10月2日、小池百合子東京都知事が率いる希望の党が衆院選の公認候補に署名を求めている「政策協定書」の最終案が発表されました。
 
 憲法改正支持や消費税増税凍結への賛成といった民進党出身者に厳しい内容が並び、外国人の地方参政権反対のほか、党への資金提供も求めています。
 
 ただ安全保障法制については、民進党からの合流を進めるため表現が原案から後退しています。
 
協定書は10項目あります。
(1)党綱領を支持し、寛容な改革保守政党を目指す
(2)安保法制は憲法に則り適切に運用。不断の見直しを行い現実的な安保政策を支持
(3)税金の有効活用の徹底
(4) 憲法改正支持
(5) 消費税10%への引き上げ凍結容認
(6) 外国人への地方参政権付与反対
(7) 政党支部の企業団体献金禁止
(8) 党の公約順守
(9) 党への資金提供
(10)希望の党が選挙協力する政党への批判禁止
 
 (8) (10) などは書かなくても当たり前の話で、書かなければならないことが「裏切り者」の存在することをわかった上での記載でしょう。
 
 原案では「限定的な集団的自衛権の行使を含め安全保障法制を基本的に容認する」との記述がありましたが、最終案は「集団的自衛権」「容認」などの言葉を削除しています。
 
 安保関連法維持、改憲肯定、外国人参政権否定などは常識的ではないでしょうか。
  「党への資金提供」は特殊ですね。
 
 なお、旧民進党議員の参加者は以下のとおりでした。長野1区の篠原孝氏と、宮崎1区の道休誠一郎氏が、了承していないのに公認を受けたとして取消になったのが笑えます。

<北海道>
2区 松木謙公
9区 山岡達丸(元)
<青森>
1区 升田世喜男
2区 工藤武司(新)
3区 山内崇(新)
<岩手>
1区 階猛
2区 畑浩治(元)
<宮城>
3区 一條芳弘(新)
4区 坂東毅彦(新)
<秋田>
2区 緑川貴士(新)
3区 村岡敏英
<山形>
1区 荒井寛(新)
2区 近藤洋介
<福島>
2区 岡部光規(新)
4区 小熊慎司
5区 吉田泉
<茨城>
1区 福島伸享
2区 石津政雄(元)
5区 浅野哲(新)
6区 青山大人(新)
<栃木>
4区 藤岡隆雄(新)
<群馬>
1区 宮崎岳志
2区 石関貴史
4区 不破弘樹(新)
<埼玉>
1区 武正公一
2区 菅克己(新)
4区 吉田芳朝(新)
7区 小宮山泰子
8区 小野塚勝俊(元)
10区 坂本祐之輔
11区 三角創太(新)
12区 森田俊和(新)
15区 高山智司(元)
<千葉>
1区 田嶋要
3区 櫛渕万里(元)
8区 太田和美
9区 奥野総一郎
10区 谷田川元(元)
11区 多ケ谷亮(新)
<神奈川>
14区 本村賢太郎
15区 乃木涼介(新)
17区 神山洋介
18区 三村和也(元)
<石川>
1区 田中美絵子(元)
2区 柴田未来(新)
3区 近藤和也(元)
<福井>
2区 斉木武志(元)
<長野>
1区 篠原孝
2区 下条みつ(元)
3区 井出庸生
4区 寺島義幸(元)
5区 中嶋康介(新)
<岐阜>
3区 阪口直人(元)
4区 今井雅人
5区 阿知波吉信(元)
<静岡>
6区 渡辺周
8区 源馬謙太郎(新)
<愛知>
2区 古川元久
4区 牧義夫
6区 森本和義(元)
9区 岡本充功
10区 安井美沙子(新)
11区 古本伸一郎
13区 大西健介
14区 田中克典(新)
15区 関健一郎(新)
<三重>
4区 藤田大助(元)
<滋賀>
2区 田島一成
3区 小川泰江(新)
4区 徳永久志(新)
<京都>
3区 泉健太
4区 北神圭朗
6区 山井和則
<兵庫>
1区 井坂信彦
3区 横畑和幸(新)
5区 梶原康弘(元)
11区 長安豊(元)
12区 池畑浩太朗(新)
<奈良>
1区 馬淵澄夫
3区 前川清成(新)
<和歌山>
1区 岸本周平
2区 坂田隆徳(新)
<鳥取>
2区 湯原俊二(元)
<岡山>
2区 津村啓介
4区 柚木道義
<広島>
2区 松本大輔(元)
7区 佐藤広典(新)
<山口>
1区 大内一也(新)
4区 藤田時雄(新)
<徳島>
1区 仁木博文(元)
<香川>
1区 小川淳也
2区 玉木雄一郎
<愛媛>
1区 富永喜代(新)
3区 白石洋一(元)
<高知>
1区 大石宗(新)
<福岡>
2区 稲富修二(元)
5区 楠田大蔵(元)
7区 原圭助(新)
9区 緒方林太郎
10区 城井崇(元)
<佐賀>
1区 原口一博
2区 大串博志
<長崎>
1区 西岡秀子(新)
2区 山口初實(新)
4区 宮島大典(元)
<熊本>
1区 松野頼久
<大分>
1区 吉良州司
<宮崎>
1区 道休誠一郎(元)
<鹿児島>
2区 斎藤佳代(新)
◇比例代表
<東北>寺田学
TOPへ戻る