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2015年~2017年バックナンバー

飛込み自殺

 日本では、列車への飛込み自殺が多いですね。
 JRが多いようです。

 

 私自身は、ドイツに留学していた2年間に、1度も飛込み自殺による列車の遅延を経験したことがなかったものですから、日本と異なり、あまり、海外では列車への飛込み自殺はないものと思っていました。

 

 アメリカのように銃社会なら、拳銃で自殺しますね。

 

 と思っていたら、現実に、今年の夏の旅行中に、列車飛び込み事故に遭遇してしまいました。

 

 チューリッヒ駅から、ベルン駅乗換えで、インターラーケン・ヴェスト駅に行こうとしたとき、チューリッヒ駅からベルン駅への電車のスピードが遅く時間より遅れてベルン駅には遅く着きました。

 

 接続する電車も遅れていて、インターラーケン・ヴェスト駅手前のシュピーツ駅で停止、インターラーケンに行く乗客はバスで振替輸送するから全員おりるようにとのアナウンスがありました。

 

 スーツケースを持っていたので、すし詰めのバスには乗らず、次のバスを待ってシュピーツ駅からインターラーケン・ヴェスト駅にて降りました。

 

 私は、インターラーケン・オスト駅からクライネ・シャイデック駅、クライネ・シャイデック駅からユングフラウ・ヨッホ駅に行くわけではなく、インターラーケン・ヴェスト駅から路線バスで予約しているホテルに行ってチェック・インするつもりで、路線バスを待っていました。

 

 ユングフラウ・ヨッホ駅に行くなら、インターラーケン・オスト駅が始発駅です。

 

 若い駅員の案内係が英語で声をかけてくれました。

 事情を説明すると「な~んだ」という顔をして、私の乗る路線バスの乗り場が4番であることを教えてくれました。

 

 4番バス乗り場で、地元の初老の男性から英語で声をかけられ、話をしていくうちに、何で電車が止まっているのかと聞いたところ、「suicide」と言いながら、日本人には、わかってもらえるのかなという顔をしていました。

 

 私が「Selbstmord?」(自殺?)とドイツ語で言うと、「genau!」(その通り!)。

 

 結構スイスでも、飛込み自殺が多いとのこと、もっとも、私が出会わすとは思いませんでした。

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