2015年~2017年バックナンバー
72の法則
「72の法則」といっても、法則が72あるわけではありません。
「72の法則」とは、お金をある一定の利回り(パーセント表示)で複利で運用する場合、元本が2倍になるにはおよそ何年かかるかを計算する公式です。
つまり「72」÷「複利運用利回り」=「元本が2倍になるのに必要な年数」となります。
例えば、100万円を3%で複利運用する場合、200万円になるには、72÷3=約24年かかり、100万円を5%で複利運用する場合、200万円になるには、72÷5=約15年かかることになります。
逆に「運用を全くしないとして、現在ある金融資産が、半分の価値になるのは何年後くらいになるのか」ということが気になるころですが、やはり「72の法則」が使えます。
日銀の目標であるインフレターゲットは、年2%です。
36年で、半分の価値になるという計算ですね。