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中国の韓国へのヘイトスピーチ
平成29年9月7日、韓国への配備が遅れていた米軍の高高度迎撃ミサイルシステム(THAAD)の残る発射台4基などが、韓国の星州の用地に搬入されました。
ムンジェイン政権は、当初、残る4基の追加配備に慎重な姿勢を示していましたが、平成29年7月28日の北朝鮮による大陸間弾道ミサイルの発射を契機に、追加配備を認めていました。
韓国に配備されたTHAADは、1基あたり迎撃ミサイル8発を備えた発射台計6基や高性能レーダーなどで構成され、射程3000キロ以下の中・短距離弾道ミサイルを高度40キロないし150キロの空中で迎撃します。
北朝鮮の弾道ミサイルに対抗し、日米韓の防衛協力を強化する措置なのですが、中国は激しく反発しています。
中国環球時報は、平成29年9月6日、ホームページに「THAAD配備を支持する韓国の保守派はキムチばかり食べてぼけたのか」「THAAD配備完了の瞬間、韓国は北朝鮮の核危機と強大国の間に置かれた浮き草になるだろう」「韓国は寺と教会で平安を祈る祈祷を捧げるのに多くの時間を過ごせ」「THAADは北朝鮮の核のように地域安定を害する『悪性腫瘍』になるだろう」と掲載したそうです。
在中国の韓国大使館は、環球時報に韓国の食文化と宗教文化をおとしめたことに対し公式書簡を送って厳重に抗議しているそうです。
子どもの喧嘩ですね。