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2015年~2017年バックナンバー

生理的に嫌だと思わない?ああいう一族が近くで空気を吸いたくない

 日本維新の会の足立康史衆院議員は、平成29年6月8日の衆院憲法審査会で、民進党の辻元清美衆議院議員が皇室について「生理的に嫌だ」と記した過去の著書などを挙げて批判しました。
 
 足立議員は、辻元議員が過去において「私はいま『護憲派』といわれているが、(憲法)1条から8条はいらない。天皇制を廃止しろとずっと言っています」と発言していたと指摘しました。
 
 さらに、辻元議員が、過去の著書で皇室について、「生理的に嫌だと思わない? ああいう人たちというか、ああいうシステム、ああいう一族が近くで空気を吸いたくない」としていたことをあげ、「こうした発言を繰り返す辻元議員が何の弁明もなく憲法審査会の幹事として要職にあるのは適当ではない」と述べました。
 
 これに対し辻元議員は、「30年ほど前、学生時代にご指摘の発言をした。戦前の天皇制のもと、戦争で多くの若者が亡くなった。私の祖父も南の島で戦死した。天皇陛下バンザイと戦死したのか、と割り切れない思いから、天皇制について疑問を抱いたのは事実だ」と発言を認めました。
 なお、辻元議員は、昭和35年4月28日生まれ、世代的には私の妹と同じで、第二次世界大戦に出征したのは祖父の世代ではなく父の世代ように思います。もっとも、こればかりはわかりません。
 
 一方で、辻元議員は「その後、土井たか子元衆院議長からいろんなことを学んだ。日本国憲法のもと、日本は生まれ変わり戦争放棄の国になった。憲法に規定されている象徴天皇を尊重しなければならないなど、多くのことを学んだ。私は考えが一面的だったと痛感し、深く反省した」としおらしく語ったそうです。
 
 本当なのでしょうか。
 方便なのでしょうか。
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