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2015年~2017年バックナンバー

ガラケーの生産終了

平成27年4月20日、パナソニックなど日本の携帯端末メーカーが独自の基本ソフト(OS)を載せた従来型携帯電話、通称「ガラケー」の生産が、平成29年以降に製造中止されます。

 かつて、ワープロ機全盛時代、各メーカーは、独自のOSを使っていました。
 「文豪」「書院」「ルポ」などの愛称で発売されていました。

 それと同じことで、通称「ガラケー」は、メーカー各自のOSを利用してきました。通話やメールなどの機能に重点を置き、OSなど基幹技術を端末メーカーと通信各社が共同開発してきたという経緯があります。

 しかし、ほぼ日本だけで通用する、通称「ガラケー」はOSを含め、開発費が重荷になってきましたので、スマートフォンの標準である米グーグルのOSであるアンドロイドに統一することになります。
 スマートフォンの主流は(日本ではiPhoneが主流です。日本人は、お金もあるし、ブランド好きですからね)、タッチパネル式の画面を搭載し、様々なアプリ(応用ソフト)を取込んで機能を拡充して使うよう、米グーグルのOSであるアンドロイドを利用しています。
 タブレットも、iPadでなければ、米グーグルのOSであるアンドロイドを利用しています。私のタブレットは、1つが台湾製、1つが中国製ですから、両方とも、OSはアンドロイドです。

 今回、メーカーは独自OSの携帯機種の生産を中止します。
 ただ、折り畳み式やボタンが付いている形状は中高年を中心に根強い人気があるため、外見や操作性が従来風の端末の生産は続けるます、実態は、従来型の独自OSの機種ではなく、OSがアンドロイド機種となります。


 通称「ガラケー」の外観や操作性は変わりません。
 もっとも、新規購入者の半分近くが、通称「ガラケー」の購入者であるという事実は動きません。

 とはいえ、通称「ガラケー」「風」携帯の中身はスマートフォンです。
 携帯メールアドレスが付いていないので、ヤフーやグーグルのフリーメールに登録しなければなりません。
 月々の料金もスマホ並みに高く、「通話とメール」さえできればOKというガラケーユーザーが高い料金を払わされるのはおかしな話です。

 ちなみに、私は、東芝の通称「ガラケー」を利用していますが、あまり利用しないということもあり、月々引き落とされるのは2000円以下です。
 外でもインターネットを利用したいと言うことで、タブレットを持っていますが、これも月1500円の定額です。


 私は、通称「ガラケー」が利用できなくなれば、格安スマホに変えます。
 それだけの知識があります。
 ただ、隣のボタンも押してしまうということになりますね。小指で打つ練習でも始めます。

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