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2015年~2017年バックナンバー

TBSの山口敬之ワシントン支局長の左遷

「「韓国軍が慰安所設置」 ベトナム戦争時 米公文書に記述」

 産経新聞の記事です。

------以下引用-----

韓国がベトナム戦争時、サイゴン(現ホーチミン)市内に韓国兵のための「トルコ風呂」(Turkish bath Bath)という名称の慰安所を設置し、そこでベトナム人女性に売春させていたことが29日、米公文書で明らかになった。韓国軍がベトナムで慰安所経営に関与していたことが、公文書として確認されたのは初めて。韓国が朝鮮戦争時に慰安婦を「第5種補給品」として部隊に支給していたことはすでに知られているが、外国であるベトナムでも慰安婦を運用していた実態がうかがえる。

 文書は米軍からベトナム駐留韓国軍最高司令官、蔡命新将軍に宛てたもので、日付は記載されていないものの1969年ごろの通報とみられる。韓国陸軍幹部らによる米紙幣や米軍票などの不正操作事件を説明したもので、その調査対象の一つとして「トルコ風呂」が登場する。
その中で米軍は、ベトナムの通関当局と連携した調査の結果として「トルコ風呂は、韓国軍による韓国兵専用の福祉センター(Welfare Center=慰安所)」と断じた。また、その証拠として韓国軍のスー・ユンウォン大佐の署名入りの書類を挙げた。

 その上で確認事項としてベトナム人ホステスがいることや「売春婦は一晩をともにできる。料金は4500ピアストル(38ドル)。蒸気風呂とマッサージ部屋は泊まりの際のあいびき部屋として利用できる」ことなどを指摘している。

 この米公文書は、週刊文春(4月2日号)でTBSの山口敬之ワシントン支局長が最初に発表した。

 現代史家の秦郁彦氏「ベトナムにおける韓国軍の住民虐殺、強姦はつとに知られていたが、その陰に隠れて慰安所経営にかかわっていたことが判明したのは、公文書では初めてだと思う。引き続きさまざまな公文書が出てくることを期待する。今後、米国にいるベトナム難民移住者らが声を上げる可能性もあり、韓国に旧日本軍のことを言う資格はないという意見も出るだろう」

------引用終わり-----

 TBSの山口敬之ワシントン支局長が寄稿した文藝春秋は、平成27年3月26日に発売されました。

 夕刊フジが、平成27年4月26日になって、TBSの山口敬之ワシントン支局長が、TBSから15日間の出勤停止処分を受け、営業局のローカルタイム営業部への異動を内示された=左遷されたと大きく報じました。

 これに対し、山口前支局長は、平成27年4月23日付でワシントン支局長の任を解かれ、営業局への異動を命じられたのは事実だと認めました。
 また、懲戒処分もあったとした。その理由としては、「週刊文春への寄稿内容ではなく、寄稿に至る手続きが問題とされました」と明かしています。

 山口前支局長は「会社(TBS)が私の取材成果を報道しなかった真意は、私にはわからない」と繰り返し、ただ、「事実は揺るぎなく、世に知らしむべきニュースと考えて公表に踏み切りました」と説明しています。

 TBSは「報道しない自由」というのかも知れませんが、本来は放送すべきニュースですし、自社社員のスクープです。「政府の圧力は散々批判してるのに、自分等がやってる矛盾」もあります。

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