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2015年~2017年バックナンバー

植民地時代が長いほど進歩する

 

 「植民地時代が長いほど進歩する」

 平成28年11月、台湾の統一地方選で、無所属ながら、柯文哲が、台北市長に当選しました。

 歯に衣(きぬ)着せぬ発言が人気となる一方で、失言問題も少なくないそうです。

 米外交専門誌「フォーリン・ポリシー」に掲載されたインタビューでの発言が引き金となって、大事になっているそうです。

 問題となったのは「アジアの歴史と植民地化」という部分で、台湾、シンガポール、香港、中国本土という中国語圏は植民地の歴史が長いほど文化が進歩しており、「シンガポール」>「香港」>「台湾」>「中国本土」という順番になっていると話しています。

 また、ベトナムを例にあげ、貧しいが赤信号にはちゃんと止まる民度を持っており、中国本土よりも文化的には優越していると発言したそうです。

 植民地支配を礼賛するかのような発言が、大きな問題となったのでしょう。

 もっとも、台湾は、他の国の植民地支配をしていたわけではありません。

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